梅雨に入りましたね。
汚部屋で住んでいたころ、私は掃除できない汚部屋のせいでひどい目に合いました。
【注意】
虫が苦手な方、お食事中の方は見ないでください(画像はありませんのでご安心を)
汚部屋と梅雨=悲劇
あれは3年前の梅雨。
物でごった返す汚部屋で私たち家族は暮らしていました。
掃除もほとんどしない(できない)汚部屋には、湿気と埃とカビが充満。
さらにはその年の梅雨時期に、当時住んでいたアパートの外装工事が始まってますます風が通らなくなりました。
ジメジメムシムシした汚部屋で悲劇は起こります。
チャタテムシの大量発生!
チャタテムシって、知っていますか?
古い本を開いた時にちょろちょろっと動く、あのちぃ〜さな色の薄い小さいムシです。
あのムシは大体どこの家庭にも必ず生息しているのですが、ある程度掃除がされている家ではそんなに注目されません。
しかし
我が汚部屋では、梅雨の影響でチャたてムシを大量発生させてしまったのです。
始まりは黒カビ
窓のゴムパッキンが黒くカビているなんて、日常茶飯事だった当時。
外装工事が始まり、窓を開けても風が通らない最悪の状況をどうにか紛らわせようと窓拭きをしていた時でした。
窓のゴムパッキンの黒カビが、何やら動いている・・・?
カビは動かないよね・・・?
まじまじよく見ると・・・
小さいムシが!ダニのようなムシが!大量にうごめいている!!!!!
ゾワワワワワワワワ!!!!!(鳥肌!!!!!)
まさかとは思いながら、トイレやベランダの窓や居間の出窓・お風呂場の黒カビも確認してみると・・・
ものの見事に、小さい虫がうごめいているではありませんか!
ムシ嫌いな私は、しばし放心状態に陥りました。
チャタテムシの生態
この小さいムシは一体何なの?
なぜこんなにいっぱいいるの?
そもそもいつからそこにいたの?(涙)
調べていくうちに、そのムシはチャタテムシだということがわかりました。
- チャタテムシはカビが大好き
- チャタテムシはほこりも大好き
- 別名「本シラミ」
- 1匹だけで卵が産める(オスメスがない)
- 一生の間に200個くらい卵を産む
- 生まれて4日くらいで産卵できるようになる
- しかも5ヶ月くらいは生きる
- カビがある限りワッサワッサ増え続ける
チャタテムシ自体には何の害もないものの、チャたてムシを餌にするダニが増えてアレルギーの原因になります。
というより、何より気持ち悪い。
解決した今でも、思い出すだけで鳥肌が立ちます。
ホント、泣きべそでした。
ムシに囲まれて生活してる私って一体・・・
ムシに囲まれて生活している子供たちが可哀想・・・
チャタテムシの大量発生は、精神的にやみます。
投げやりが功を奏した「キッチンハイター」
チャタテムシの退治には、カビをなくすこと!
つまり乾燥させることなのですが、ものに溢れた汚部屋で、梅雨時期で、しかも窓を開けても外装工事のネットが張り巡らされている状況では、今すぐは無理な方法でした。
ダメ元でキッチンハイターをかけて見たところ、チャたてムシを退治した上に、ゴムパッキンの黒カビが瞬時に真っ白に!
「これだ!」
そう思った私はキッチンハイターをスプレー容器に詰め替えて、カビとチャタテムシに直接吹き付けていく作戦でチャタテムシと黒カビを退治したのでした。
(その後、キッチンハイターは我が家で役に立つことになります)
汚部屋×梅雨は、トラウマ級
それからは、毎年梅雨になるとあの“うごめくチャたてムシ”を思い出すようになりました。
もう、あんな思いしたくないし、うごめくチャタテムシなんて一生見たくない!
トラウマ級の思い出は、汚部屋から脱出するやる気につながりました。
さいごに
今年は目立つカビはないし、除湿機で室内の乾燥にも気を使っています。
梅雨だろうが何だろうがチャタテムシの大量発生とは無縁の家に。
汚部屋で悲劇を体験した、大きな声では言えない私の決心です。
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