今朝、うちの二歳児がやらかしました。子どもたちの朝食中、私がトイレから出てきてテーブルに戻ろうとリビングを見ると、白い湖が!何事~!?
実は、うちの二歳の長男が自分でコップに牛乳を入れようとしたらしいのです。そしてうまくコップに入れたのはいいんですが、コップがいっぱいになっても注ぎ続けた。
コップから溢れた牛乳はテーブルへ流れ、床へ流れ、私が見た時は牛乳を全部注いだ後でした・・・(汗)
怒りを通り越して絶句。4歳長女が「ママー!こぼしてるよー!」と遅い報告(笑)
さてこんな時、みなさんならどうしますか?怒るべきか怒らないべきか。考察してみました。
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自分で入れてみたかった
長男が自分でコップに牛乳を入れるとこぼすのがわかっているので、長男のコップへは必ず私が入れていました。でも長女も自分でコップに牛乳を入れるので、長男も自分で入れてみたかったんだと思います。
だから私がトイレに行った自由な時にやってみた。私や長女みたいに、上手に入れれるものだと思っていたはずです。
溢れるとどうなるかわからなかった
自分で入れてみたのはいいけど、初めて入れてみたから止め時が分からない。そのうち、今まで見たことがないくらい、コップいっぱいまで牛乳が満たされました。
ここまできても止める人がいない。
おそらくそれを見ていた長女も、この後どうなるんだろうとワクワクしながら見守っていたんだと思います・・・
溢れた後にも好奇心があった
コップから溢れるとテーブルへ。テーブルの上でゆっくり広がって、テーブルの下へ。滝のように流れて下の方で跳ねながら、今度は床に湖を作っていく牛乳。その時牛乳はすべて注ぎ終わりました。
私はこの光景を見ていませんが、想像がつきます。長男、長女ともに、この状況をまじまじと興味深く見ていたんだと思います(汗)
善か悪か
しつけをする時は、善か悪か。「してはいけない事なのかどうか」を判断しなければいけません。
今回の場合は?
コップからこぼれるとこぼれて飲めなくなり牛乳がもったいない。こぼすことはしてはいけない事です。その事がわかっていたなら。
今回は長男が初めて自分で牛乳を入れてみました。これは良い事です。してはいけない事ではありません。自分でやりたい、と思う事はいいことです。
しかし牛乳がコップの要領を超えるという経験がなく、そのあとどうなるのかが分かっていなかったのです。
なので今回は悪ではない、と判断しました。
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怒らなかった
一緒に掃除をしました。「こぼれると牛乳をもう飲めないんだよ、もったいないよ」と説明しながら。
理解できたのかどうなのかはわかりませんが、次はしない事を祈ります(焦)
そういえば以前にも、「ペットボトルの水を飲みながら寝っ転がる」といった破天荒な行動をしたことがある長男。当然、顔に水をかぶり、鼻に水が入り、げぼげぼして泣くという事になりました(笑)
この時も怒らずに注意のみ。その後はペットボトルも飲むときはしっかり座っています。百聞は一見に如かず!
さいごに
子どもの行動に対してしつけで「怒る」場合は、子どもの気持ちになってみる必要があります。
なぜなら親が怒る時って、自分の都合で怒るときの方が多いから。「私の仕事を増やさないで!」ってね。
子どもは“できない、わからない”のが当たり前なのです。失敗しながらできるようになっていく。失敗しないといつまでもできないまま、わからないままです。
子どもの経験を取り上げて、将来の可能性をつぶさないようにしたいです。
といっても、こんな冷静な対応も、親の心の余裕が基盤にないとできません。親も不完全な人間。理不尽に怒る時だってあります。そんな時は後で子どもにしっかりフォローしてあげようと思います。
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