「もう成人した子供が片付けられないんです。今は一人暮らししてるですが、たまに様子を見に行くともう倉庫みたいな状態です。その時に一気に片付けをしても、またすぐに元どおりで・・。私も片付けができなくて、育て方が悪かったからだとは思うのですが、どうしたらいいですか?」
お片付け講座をすると、毎回あるのがこの質問。
今日はこの質問にお答えします( ^ω^ )
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大人になった子供が片付けられないのは、親のせいではありません
まず最初に言いたいのは、「大人になった子供が片付けられないのが私の育て方のせいだ」と責めるのは辞めましょう!ということです。
確かに子供が小さい時は親のまねをしますが、大人になると影響を受けるのは親だけではありません。
もともと片付けられる人も、忙しかったり悩みがあったりすると部屋はちらかってきますし、
片付けが苦手なタイプの人も、片付けの大事さに気づいて学んだり、実現させたい夢が見つかると突然片付けられるようになったります。
片付けられた環境で育ったからといって必ず片付けが好きになるわけでもないし、
散らかった環境で育ったからって一生片付けできない人というわけでもありません。
「昔はきれい好きだったのになんで・・」とか
「子供の頃は片付けできなかったのにねー!」なんて
結構よく聞く話です。
何と言っても、子供の育て方を後悔したところでなんの解決策にもなりませんし、
むしろ罪悪感と焦りからイライラしがちになるだけ。
「育て方はあれでよかった!」
無事に大人に成長してくれたことが素晴らしいこと!
その上で、今後の解決策を考えていけるといいですね^^
解決方法は「子供を応援すること」
では早速ですが、解決方法です。
大人になった子供が、片付けられるようになる方法は?
それは、子供を認めて、応援すること。
いやーなんとも抽象的でわかりにくいですね笑
「ちゃんと片付けしないと・・」そう言っても、子供も頭ではわかっていても、片付けすることが自分の夢とか理想の生活とかと結びついてないと、行動に起こせないんです。
まずは、
「忙しいんだね。何かできることは言ってね。」と認めてあげること。
それから子供の目標や夢を応援してあげること。
そしてその目標や夢の実現には、片付けすることが大いに役立つんだということ。
それを、押し付けがましくではなく自然に伝えることが理想です✨
とは言っても親としては焦りますよね。
「汚い部屋に住んでて、本当に大丈夫なんだろうか・・涙」
汚い部屋に住むのも経験の一つだと思いつつ、あれこれ口出ししたい気持ちを落ち着かせる必要があります。
焦る心を落ち着かせるためには、まずあなた自身が片付けすることが効果的。
片付けの方法や知識を身につけることは、いざ子供の片付けを手伝おうという時のためにも役立ちますよ〜✨
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怒って片付けるのはダメ
とはいっても子供のお家に行ってみてお家がごちゃごちゃだったら。
親としては、何もせずに帰るなんてできませんよね。
そんな時は、「片付けてもいいか」許可を取って片付けてもいいと思います。
実際、私も片付けができなくって汚いお家に住んでいた頃、母親がたまに来て片付けてくれるのはとても助かりました。
ただその時に、
- 「もーここも汚い」
- 「これくらいはちゃんとしないとダメだよ!」
- 「なんでこれくらいもできないの?」
などなど小言を言いながら片付けないように!
もうお家に行くのも拒否されるようになると、それこそ親としてできることがなくなってしまいます。
さいごに
ということで、大人になった子供の「片付けられない問題」を、親の立場から解決する方法をお伝えしました✨
親自身が片付けを知識を身につけつつ
子供を認めて夢を応援する
遠回りに見えるけど、真っ向から「もう大人なんだから片付けしなさーい!」と行くよりは、いい方法です^^
まずは片付けを学びましょうー♪
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