- 「中学生の息子が、部屋を全く片付けません。」
- 「最近高校生に上がった息子の部屋が汚すぎて、将来が心配です。」
- 「子供に片付けさせる方法はありませんか?」
お片付け講座をすると、こんな質問がよくあります。
ということで、思春期の息子さんの片付けに悩んでいるママ向けに、
- 思春期の男の子が片付けられない理由
- 言ってはいけない言葉
- 片付けるようになる方法
- 具体的な対処法
を紹介しています✨
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思春期、ほとんどの男の子は、片付けられません
まず最初に、安心してください!
思春期のお子さんが片付けられないのは、あなたのお子さんだけではありません。
ほとんどの子が、
片付けられない時期なんです><
子供が小さいときは、おだてたり、褒めたり、たまには叱ったりしてどうにか片付けができますよね。
整理収納を学んだママだと、子供が片付けやすい仕組みを作って、お家をできるだけ片付いた状態にすることもできます。
ただ!
それが小学校低学年・中学生・高校生と大きくなっていくと、親の言うことを聞かなくなってくる!!涙
それに思春期は思春期なりの特有の状態があって、部屋が片付けられない人の方が多いです。
思春期の男の子が片付けられない理由
- ものが多くなる
- 物の種類が複雑になる
- 塾にバイトに部活に忙しい
- 毎日疲れてる
- 片付けの必要性を感じない
- 母親の声が届かない
- 悩みが多い
- 思春期ホルモンの影響で心が荒れる
小学校低学年の時と比べると、教科書やノートの量も増えますし、教科も増えるので色々な種類のものが増えます。
さらに学校以外にも、塾にいったりバイトがあったり部活を頑張ったり、それ以外にも友達付き合いもあります。そりゃ疲れるわ時間ないわで片付けできないですね・・
片付けなくても何がどこにあるのかある程度わかっている場合は、そもそも片付けの必要性を感じませんし、
小さいときは「片付けてくれてありがとう」「綺麗だと気持ちがいいね」と言う母親の言葉が好きだった子供も、思春期になるともうどうでもよくなります涙
それからこれが一番の特徴なのですが。
思春期って、友達のことや家族のことや将来のことなど、悩み事が多い!
これはホルモンの影響なんだそう。
心の状態は、部屋に現れます。
つまり、ごちゃごちゃになります。
思春期で部屋が汚くなるのは、成長の1つなのですね〜。
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片付けられない男の子に行ってはいけない言葉
でも、片付けられない汚い部屋だと、
将来片付けられない大人になったらどうしよう・・
非行に走ったらどうしよう・・
片付けられないのは、親の私の責任かも・・
なんて色々考えて、どうにかしなければならない・・!と自分を追い詰めちゃいますよね。
そんな中でついついいってしまう言葉、けど極力言わない方がいい言葉を紹介します。
「片付けなさい(怒)」
「片付けなさい」では、どんどん片付けが嫌いになってしまうので逆効果。
しかも怒っていうと、反抗期の場合は特に反発して片付けなくなっていきます。
それに子供なりに片付けない・片付けられないのには理由がある。
- 「疲れてる」
- 「忙しくて時間がない」
- 「片付けてもこれ・・」
とかとかですね。
母親からすると“言い訳”に聞こえても、
子供からすると立派な理由です。
なのでその理由を無視して
「片付けなさい!!」
だと、
“母親は何もわかってくれない”と、信頼関係も壊してしまうことになります。
「片付けるときは手伝うから言ってね」と、子供の気持ちに寄り添いつつ見守るのが正解。
「だから片付けなさいって言ったでしょ(怒)」
- 物がなくなって困ったとき
- 忘れ物が多くなって先生に怒られたとき
- ものに踏まれてものが壊れたとき
「だから片付けなさいって、
言ったでしょーーー!!!!怒」
って言ってませんか?w
そしてこう言われると嫌な気しかしません。
素直に片付けると思ったら大間違いですw
この時も変わらず、
「片付けるときは手伝うから言ってね」が正解。
批判はせずに、ひたすら寄り添おう。
思春期の男の子が片付けるようになる方法
ではそれを踏まえた上で、じゃあどうやったら片付けるようになってくれるんでしょう?
片付けるようになる方法はあります。
次の4つの段階を踏みます。
- 片付ける必要性を感じて
- 片付けに興味を持ってもらい
- 片付ける方法がわかり
- 片付ける期限がある
そうすると、片付けられます!
親はそのサポートをするべし。
それにつきます。
今、片付けられない場合は全くその逆で、
- 片付ける必要性を感じず
- 片付けに興味もなく
- 片付ける方法がわからず
- 片付ける期限もない
状態なんですね〜。
うん、大人でも片付ける気がしないw
片付けられない男の子に対する対処法
じゃあ具体的に親は、どんなサポートをすればいいのでしょうか??
片付ける必要性を感じてもらうために・・
- ほったらかしで、困らせる
- 探し物、なくし物も一緒に探さない
- いとこや友達を家に呼ぶ
- 夢や将来の楽しみを語る
片付いていないことで起こる、“なくし物・探し物”に存分に困ってもらいましょう。(意地悪と思われない程度に)
いとこや友達を呼ぶと、部屋が恥ずかしいと思うことで片付けようと思えますね。
またワクワクする夢や目標やしたいことを話すことで、“部屋が綺麗だとその目標に早く近づける”を諭すこともできます。
「片付けした方が自分の得になる。
片付けしないと損だなー!」
そう思ってもらえるとベストです✨
片付けに興味を持ってもらうために・・
- キッチンやリビングなど共有スペースを片付ける
- ママが片付けを楽しむ
- 本棚には片付け本を置く
片付けが自分の役にたつ、というのを知ったら次に、
「僕にもできそうだ」
「僕もやりたい」
と思ってもらう必要があります。
ママが片付けを楽しんでて、
綺麗な部屋で自分の暮らしを楽しんでいる。
それが一番、いい刺激になります( ´ ▽ ` )
片付ける方法を知る
片付けの必要性を感じて、
「片付けしようかな」って興味を持っても、
片付けのやり方がわからないと片付きません!
片付けのやり方を教えるのは母親の方が多いので、まずは母親が片付けの勉強をして、実践をして、落とし込んでいる必要があります。
もしくは、母親が片付けを実際に学んでいる様子を見せたり、学びに巻き込んで見るのも効果的!
- 息子が在宅の時に整理収納アドバイザーを呼ぶ
- 片付け講座に誘ってみる
- 片付け術をすぐに実践して感想をきく
やりすぎるとウザくなるので注意ですがw
それから母親の言葉が耳に入るようにしないといけないので、
この段階のためにも、母親に相談できる関係性にしておく、つまり、
「片付けについてガミガミ言わない」
が大事になってきます。
ガミガミいう人の話って、入りにくいですからね〜><
片付けの期限をつける
片付けの必要性を感じて、
「片付けしようかな」って興味を持って、
片付けの方法を知っても、
期限がないと動けないのが人間ってもんです(^◇^;)
ということで、片付けの期限をつけましょう( ´ ▽ ` )
- 今週末で片付ける
(やる気が出た時が吉日) - 試験の3日前までに片付ける
(集中できるように) - 誕生日までに片付ける
(人が来たりものが増えるから) - 夏休みまでに片付ける
(夏休みを快適にスタートできるように) - クリスマスまでに片付ける
(プレゼント置き場を確保するために)
などなど、楽しみな期限を設定するといいですね♪
さいごに
ということで、片付けられない中学生の男の子が片付けられるようになる方法を紹介しました( ´ ▽ ` )
ママが今すぐできることといえば、
片付けを学ぶこと。
そして実践すること。
これに尽きます・・!
なんか普通でごめんなさい。
でもこれが最強なんです。
お読みいただきありがとうございますー✨
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