こんにちは、ERIです。
最近、夫がずぼらな私に対してナイスな声掛けをしてくれました。
我が家の5年目になる冷蔵庫の調子が悪くなってきたのです。扉がきちんと閉まらない。扉の磁石が弱ってきたと考えられます。
扉を閉めただけだと少し開いた状態の為、中の温度が上がって、次に開けると庫内に大量の水滴がついています。なので、扉を締めたうえで強く押さないといけない。これ地味に面倒だし、ついつい忘れちゃいます。
夫は私に「強く押してしっかり閉めるように」言います。でも私は忘れる。また夫から「強く押すように」注意されます。ごめん、といいつつ忘れる私。
夫はかなり不満に思ったことでしょう。私なら「何回言ったら閉めるの!?」と不満爆発していたと思います。
そして、何度言われても扉をしっかり閉める事ができない私は、次は怒られるだろうな、と勘付いていました。怒られたら言い訳をして逆切れするつもりでいました(笑)
そうしたら夫は、こういったんです。
「また開いてたよ!しっかり閉めないと中の食品がダメになるからちゃんと押そうね。子どもが開けた後は、しっかりしまってないかもしれないから確認しよう。お互い気をつけよう!」と言ったのです。
夫は十分気をつけて閉めていました。完全に私をかばいながら注意したのです。
ごめんよ夫。言い訳と逆切れで対抗しようとした自分が恥ずかしい(汗)
そんな注意のされ方をしてからは不思議と、冷蔵庫を閉めるときは意識してしっかり扉を押して閉めるようになりました。
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責められると素直になれない
前置きが長くなってしまったけど、この一件で前に読んだD.カーネギー氏の「人を動かす」という本を思い出しました。たしか、「人は非難されると、自分の自尊心を守る行動をとるから、非難してもいい方向には向かわない」といった内容が書かれていました。
たしかに、私は夫から怒られたら「言い訳か逆切れ」で自尊心を守ろうとしていました。
直接その人の事を責めないで、一緒に改善していく気持ちを現す。その人に間違えを認めさせるのが最終目標ではなく、“状況の最終目標が何なのか(今回の場合は冷蔵庫をしっかり閉める事)”を見極めて、目標がこれである事を伝えた上で“一緒にその状況を目指す”。
非難されなかった事で、私は自尊心を守る必要がなくなった。だから素直に意識が変わったんだと思います。
無駄な喧嘩をしない為の宣言
夫婦喧嘩って、ほんと小さい事が火種になりますよね。その時にただ相手を責めるだけでは何も変わりません。相手も何か言い分があるだけに、お互いのの傷つけあいになってしまいます。
ムカッイラッときたらまず冷静になって、どんな状態になってほしいのかを考えた上で、一緒にその状態を目指そう、と宣言する。
なんかお堅いけど、そうする事で無駄に子どもみたいな喧嘩は減ると思います。そもそも、お互いの主張を押し付けて罵倒しあうような幼稚な喧嘩は、子どもにも悪影響だしね。しかも何も変わらない、時間と精神力の無駄です。
さいごに
でもどうしても熱くなってしまう事、ありますよね。爆発してめちゃくちゃに言いたいことをいう!たまにならそんな事もストレス発散になります。頻繁に爆発するのは効果が激減するのでダメですよ~。
一緒に暮らしてるなら、できるだけ楽しく過ごしたいものです。少しの気づきで、今の暮らしより良くなることはできると思います。
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