夫がものを減らさないのにどんどん買ったりもらったりしてくる。その上使ったものは使いっぱなしで服も脱ぎっぱなし。
子供のおもちゃがどんどん増えていってもう収納に入らない。それなのに幼稚園で作った工作を毎日持ってくるし、片付けも自分からしてくれない。
家族の協力がないから、だから片付かない!
そんな方も多いと思います。私もそうでした。
そして今回は耳の痛い話をします。
片付かないのを家族のせいにしている間は、絶対に片付かないという話です。
他人は変えられない
まず大前提に、他人を変えることはできません。
物が捨てられない夫を、物が捨てられるミニマリスト気質の夫に変える魔法はないし、
片付けが嫌いな子供を、突然片付け好きの子供に変える特効薬もないです。
自分で変えられるのは自分だけ。
それを覚えとかないと、片付けの目的が「片付けること」になってしまいます。
本当の片付けの目的は、「片付けた後、家族と楽しい毎日を過ごすこと」であるはずですよね?
片付けは押し付けるものじゃない
片付けは、「片付けして」「いらないのは捨てて」ということではありません。
片付けは伝染するもの!
片付けは、自分からしたくなることです。
むしろ「片付けて」「捨てて」と言われれると反抗したくなるのが人間。
もしそう言われて片付けしたとしても、ただ押入れに押し込んだりといった質の悪い片付けになるのがオチです。
押し付けられた片付けでは、何にも解決しません。
まずは自分から。それが近道
じゃあどうすればいいのかというと、自分の片付けを地道に進めること!
自分の物を整理して、自分の物を綺麗に収納して。
自分が使うものを整理して、自分が使うもの使いやすさを考えながら収納していきます。
自分の部屋があるなら一番わかりやすいですが、部屋がない場合は、自分の小物入れとかメイクセットとか衣類の引き出しとか、自分のスペースをスッキリさせる!
そうすると、意外とこれまでの「家族が片付けしてくれない」が気にならなくなってきて、イライラが減っていくんです。
今までは、「これ使ってないなら捨てればいいのに」と思っていた夫の物も、「夫が大事にしてるものなんだろうな」って穏やかに考えられるようになります。
そしてこれがまた不思議なんですが、夫の物を大事にしだすと、今度は夫が物を減らし出すんですw
自分の物から片付けていくことは、遠回りに見えて実は一番の近道ってこと!
片付けられる環境を作る
あとは、家族が片付けられる環境を作ることです。
物の定位置は、その物を使う人が使いやすい場所にする。
誰でも使えて誰でも戻しやすいように、ラベリングする。
「片付けなさい」と押し付けるのではなく、“自然と片付けられる”環境を作ることで、整理収納をするとこんなに快適で気持ちがいいんだということをわかってもらえます。
さいごに
- 夫が物を増やすから
- 子供が小さいから
だから片付けられないんだ。
ぶっちゃけ誰かのせいにすると楽です。
でもそんなんじゃ何も良くならない!
誰かのせいにするのをやめるのは勇気の要ることだけど、この勇気で片付けの対する向き合い方が変わります。
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