マキシマリストとは?ミニマリストとの違いは?たくさんの物に囲まれた生活の注意点

マキシマリストという言葉を知っていますか?

今や有名な「ミニマリスト」の対義語が、「マキシマリスト」です。

ミニマリスト
=物を最小限だけ所有したい人マキシマリスト
=物を最大限に所有したい人

つまり物を多く持っている人をマキシマリストというそう。

人間は十人十色です。

多くの人が実践しているミニマリストはどうも腑に落ちないし、物が少なすぎる殺風景の家では落ち着かない!

という意見もあって、実際に「マキシマリスト宣言」をしている方もいるんです。

  • 雑貨屋さんはモノがたくさん並んでて、見てるだけで楽しいしワクワクする♪
  • 人気のカフェは、インテリアに細かい雑貨をたくさん使っていておしゃれ!
  • 物が多かった私の過去の部屋は、ごちゃごちゃだけど懐かしい物がたびたび発掘されて宝探しみたいで楽しかった^ ^

ミニマリストとマキシマリスト、どっちが正しいかなんて、人それぞれなので対立する意味は全然ありません。

ただ、マキシマリストとして生活したいのなら、注意点があります。

「物が多いからマキシマリスト」ってわけじゃないんです。

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目次

物が多い=マキシマリストではない

  • モノが少ないからミニマリスト
  • モノが多いからマキシマリスト

と簡単に言われますが、正しくはこう!

お気に入りの物が多い人
=マキシマリスト

お気に入りじゃないモノがたくさんあるのは、それはただの汚部屋です。

お気に入りのモノであれば、管理も掃除も楽しいし、収納したことを忘れることもない!

整理整頓をしない人ほど、うまくいく。の著書の中山さんも、整った空間が苦手で、ものが多くて乱雑な部屋で過ごしているそう。

本の中で、「大好きなものに囲まれているから、脳がいい意味で活性化する」と語っています。

キーワードは、
「お気に入りのもの」

ただモノが多いだけで二重買いを繰り返していた私の過去の部屋は、マキシマリスト生活なんじゃなくてやぱりただの汚部屋だったってわけです。

マキシマリストで「物」が好きでも、「不潔」が好きな人はいない

ミニマリストとは?たくさんのものに囲まれる生活の注意点

物が多くても少なくても、、そこで生活している以上、掃除をすることは避けては通れません。

モノに囲まれるのが好きな人でも、ホコリやカビ・ダニ・虫に囲まれるのが好きな人っていないと思うんです。

物が少ないと掃除は簡単についでにできますが、物が多いとなると掃除が大変。

  • 掃除することに時間をかけるられる
  • 掃除自体が好き

そんなタイプじゃないと、ものが多い部屋の清潔を保つのは難しい。

ものが多い雑貨屋さんも、店員さんが毎日物をどけて綺麗にして一つ一つ戻しているから、清潔感があるんですよね。

マキシマリストほど、整理収納の技術が必要

モノが多くて、使えないモノ・使わないモノがたくさん溜まっているのはただの汚部屋。

マキシマリストとして上手に暮らしている人は、モノがどこにあるのかをしっかり把握していて、使いたい時にさっと取り出すことができるんです。

それってまさしく、整理収納の技術!

ぶっちゃけ、物が少ないミニマリストには整理収納の技術は必要ありません。

だって物を少なくすれば、必然的にモノがどこにあるのかわかるし使いたい時にはすぐに取り出せるようになっているから。

でもモノが多くなると、モノ毎に「これはよく使うから手前の方に。あれは一週間に一回くらい使うからちょっと奥に置いても大丈夫。それは1年に数回使う程度だから奥の方におこう」という計画が必要になります。(収納スペースにも制限がありますからね!)

また、モノにとってのベストな保管方法や、取り出しやすくするための収納技術、収納アイテムも必要になります。

お気に入りのものであれば、管理するのも収納を考えるのも楽しいですが、

お気に入りのものでなければ、管理するのも収納を考えるのも、めんどくさい以外の何ものでもありません。

マキシマリストとミニマリストの共通点と違う点

以上の点から、対立しがちなミニマリストとマキシマリストの共通点と違う点が見えてきましたね!

マキシマリストとミニマリストの共通点

マキシマリストもミニマリストも、「好きなものに囲まれて生活したい」という目的は同じです。

その「好きなもの」が、多いのか少ないのか、という違いがあるだけ^^

マキシマリストとミニマリストの違う点

マキシマリストとミニマリストの違う点は、ただ単に所有のものが少ないとか多いとかではなく、物へかける時間への価値観だと思います。

ミニマリストは、物にかける時間(管理・メンテナンス・掃除・収納)の時間を出来るだけ最小限にして別のことをしたい。

マキシマリストは、物にかける時間(管理・メンテナンス・掃除・収納)すら楽しい。その時間があるからこそ他のことも楽しめる。

物に向き合う時間をどれくらい楽しめるのか、そこに違いがあります。

マキシマリストな場所とミニマリストな場所を持つという選択肢がおすすめ!

マキシマリストとして生活しよう!

ミニマリストとして生活しよう!

と宣言する方が多いですが、整理収納アドバイザーの私からすると、どっちかに決めなくてもOK!だと思います。

ずるいですが、お家の中に“マキシマリストな場所”と“ミニマリストな場所”があるのがオススメ♪

例えば、洋服が好きなおしゃれ主婦の方であれば、クローゼットはマキシマリストにファションを楽しんで、キッチンはミニマリストに最低限の家事をスムーズにこなすとか♪

例えば、お菓子作りが好きなOLさんであれば、キッチンはマキシマリストにクッキングを楽しんで、本棚はミニマリストに電子書籍化するとか♪

  • 自分が何が好きなのか
  • どんなことにこだわっているのか
  • 逆にこだわらない事は何なのか
  • 時短したい事は何なのか

それがわかれば、お家の中を“マキシマリストな場所”と“ミニマリストな場所”に分けて、どっちのいいとこ取りもできますね^^

さいごに

という事で、

たくさんの物に囲まれた生活の注意点は、

  1. 物が多いだけはただの汚部屋。快適なマキシマリストになるなら、お気に入りの物を持とう!
  2. 物は無限にあるけど収納場所は有限。整理収納を少しでも学ぼう!

でした^^

「お気に入りのものに囲まれたい」というのは、ミニマリストもマキシマリストも一緒です。

そして人生の中で、お気に入りのモノの種類が変わったり増えたり減ったりというのも普通にあることだと思います。

という事は、マキシマリストな時期もあれば、ミニマリストの時期があっても人生楽しいですよね〜^^

今のあなたにちょうど良いバランスで、物と生活できるといいですね♪

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この記事を書いた人

えりのアバター えり 元汚部屋出身のずぼらなお片付けブロガー

4人子育て中の主婦ブロガー(37歳)です。片付けが苦手で嫌いでどうしようもないズボラでしたが、ブログがきっかけで片付けられるように。2017/10月に整理収納アドバイザー1級を取得しました。

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