何かをする時は、必要なモノだけを目の前に準備することがうまくいく秘訣です。
- 料理をするときはまな板と包丁と材料
- 勉強をする時はテキストとノートとペン
- 掃除をする時は掃除をする空間と雑巾
- 読書をする時は本とコーヒー
当たり前のようだけど、モノが多い家では難しいことなのです。
モノが多い家では物事がうまくいかない
例えば以前の我が家では、料理をしようとキッチンに立つとまだ洗っていない食器・片付けられていない食器が目に飛び込んできました。
ため息つきながら食器を片付けていると、キッチンカウンターのごちゃごちゃが目に入ります。
他に置く場所もないので適当に端の方に寄せながら、「あ、コレって市役所に提出する書類だった。あとで書かなきゃ」と思います。
料理を作ってカウンターに移動するたびに、「提出期限過ぎてないかな?」「捺印する書類だったかな?」と考えてしまいます。
勉強をする時も目の前に雑誌があったらついつい見て集中力が続かないし、掃除をする時も物が散乱していると拭き掃除に専念できなくていつの間にか収納を頑張っていたり、
読書しようと思っても、まだ片付けられていない書類やおもちゃや洗濯物・食器や謎の雑貨類が見えているとなんだかそわそわしてしまいます。
モノが多いと、今からやることに集中できない。
文字通り、“気が散る”んです。
「一息に生きる」を始める
禅には、「一息に生きる」という言葉があります。
文字どおり、ひと呼吸するその瞬間、瞬間を一生懸命に、丁寧に生きなさい、ということです。
引用/心配事の9割は起こらない(P16)
私は最初、“ひといきに生きる”と読んだのですが、正しくは“いっそくに生きる”です(汗)
この本には、「いま」に集中することが自分を大切にすることなんだと書かれていまいた。
『汚部屋だった頃の私は、当時散乱していた物の量と同じくらい気が散っていて何をするにも他の事を考えて心配ばかりしていたな。』
『四六時中「一息に生きる」ことって難しいけど、「いま」やることに集中することから“自分を大切にする”事を始めてみよう。』
モノを減らすことの大切さを改めて感じたのでした。
さいごに
モノが多いとどうしてもいろいろなモノが目に入って、その物への“思い”や“考え”も頭の中で生まれてきます。
モノを減らすことで目の前にあるモノは必要最小限になり、目の前にあるモノへ集中することができます。
片付けで「今」を丁寧に過ごして、家事も育児も仕事も勉強もスイスイうまくやりきっちゃいましょう(^^)
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