「誰でも手元にある物を捨てる時は不安なんだな」って感じた出来事がありました。
そして、捨てることでやっと安心して過ごせる土台が整うんだな、と思ったお話です。
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データが捨てられない
私は会社の個人情報保護委員会に入っています。
業務がコールセンターなので、個人情報をすんごい数扱っているんです。個人情報が漏れてしまったら会社存続に関わる大変なことなので、個人情報の保護にすごく力をいれているわけです。
そこで、個人情報が漏れたなんて事故が起こらない為に大事なのが、今持っているデータを整理することと、3ヶ月以上たったデータは破棄すること。
整理はいいとして、捨てるってことが、やっぱり難しい。
なんか、片付けの時のモノを捨てる捨てない話みたいだな~と思った会話が以下です。
私:この業務、もう3ヶ月たったので個人情報のデータを削除してください。
上司:OK!じゃあ、コピーして大元を削除するね!
私:いえ、コピーもダメです。パソコンとか、他のファイルにあるデータも全部破棄しないといけないです。
上司:え!破棄って、捨てるってこと?完全に?また使うかもしれないのに?
私:また使うかもしれないっていうのは、また同じ業務が入るって事ですか?データを破棄しないなら、それなりの理由を委員会に報告する必要があるんです。
上司:いや、同じ業務は入らないかもしれないけど・・・
そんな感じの会話をして、結局データは削除しました。
いつか使うかもしれないから、捨てるのをためらってしまうんですよね。
捨てると、「いざ使うとなったときに困る」というリスクがある。
でもデータを捨てずに、膨大なデータを手元に置き続けることで「個人情報が外部に漏れて、会社の信用をなくして、会社の運営自体が危うくなる」というリスクもあります。
モノが多いリスク
モノを捨てずに持ち続けることは、生活の中でリスクを負うことになります。
- モノを探す手間
- モノを二重買いする無駄
- イライラする負担
- やる気が出ない倦怠感
さらに、モノが多いと震災時は危険。
東日本大震災の時に、「モノに殺されそうになった」経験から断捨離を始めた人も少なくないそうです。
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子育て中、モノの多さはハイリスク
そして小さい子どもを育て手いるときはモノが多いとやばいです。
どこに危険なモノがあるがわからない。詰みあがったモノが倒れてくる可能性もあり、とにかく目が離せない!
我が家が汚部屋だったころ、1歳だった長男がアリの巣コロリを食べたことがあります。2歳だった長女が、手にカッターを持っていた事もあります。
今思い出しても血の気が引きます。
現在1歳半の次女は、動き回る前から断捨離を始めたので、そういう危険な事はなく日々を過ごせている幸せ。
モノを多く持っている事でいいことはありません。
さいごに
捨てる時はついつい捨てるリスクを考えて捨てられないけど、
実は捨てないリスクの方が高いかもしれません。
モノを持ち続けるのは安定に見えて危険。
そう考えると、今日も何か捨てようと思う今日この頃です^^
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