「これ使ったことないけど、使うかもしれないから、とりあえず保管しておこう」
そういう物が増えると、家はどんどん物で溢れて行きます。
- いつか使いそう
- とりあえず
- なんとなく
そういう曖昧な理由で保管してるモノは、知らないうちに時間泥棒になります。
管理の手間を考えると手放した方がいい!だけどもったいない!
そんな時は、モノに役割を考えて手放すことにしています。
モノの役割を考える
- どんな時に役に立つのか
- どうやって使うのか
- その時はいつなのか
私の家にあるモノの役割は、最終的には「私を幸せにする」という目的であることが大切!
そして、“モノの役割”が具体的に思いつかない場合は、そのモノは我が家での役割をすでに終えていると考えています。
洋服についてくる端切れやボタンの場合
例えば、新しくスーツを購入した時についてくる、端切れやボタン。
以前は、なんとなく保管していました。と言っても保管する場所を決めてなかったので、片付けをする時にあちらこちらから出てくるような状態。
しかも、どのスーツのボタンなのか、どのスーツの端切れなのか、そもそもそのスーツはまだ自宅にあるのか、そういうのが曖昧で、これまで一度も使ったことがありません。
そういう経験をするうちに、「端切れや予備ボタンは、我が家では使わない」ということがわかるようになりました。
でも、まだモノとしては使えるモノです。
手放すと言っても捨てるのはもったいないし、でも予備ボタンや端切れなんてもらう人もいないし売れる物でもありません。
そんな時、「もったいない」という理由だけで押入れに葬り去るのではなく、しっかりと役割を考えてみます。
使わない端切れや予備ボタンの役割とは
私が考えたのは、【販売店、製造元の免責】という役割。
「ちゃんと、破れた時用に端切れもつけておいたよ!予備ボタンも一緒にするから、取れたら自分でつけてね!あとは自己責任でお願いしまーす」
そんな役割が、端切れや予備ボタンにあると考えました。
でも我が家では使ったことがないし、ボタンは取れそうになった段階でつけ直すので「なくなった」ってことがない。
我が家では、端切れや予備ボタンは「役割を終えた」と考えることにしました。
捨てることで、
- どこに保管しよう
- どうやって保管しよう
- 無くしたらどうしよう
ということを考えることがなくなります。
もしも使う時がやってきたら?
もし使う時がやってきたら、近くの手芸店で似たものを探します。
すでに捨ててると、家の中をあちこち探し回るということをしなくていいので、そのほうが時間を無駄にしないと考えました。
捨てたことを後悔したら?
同じ色の端切れがなかったり似たボタンが探せなくて、捨てたことを後悔することになったら。
その時初めて、端切れや予備ボタンの大切さを知ることになるはずです。
今は大切さがさっぱりわからないので、予備ボタンの収納を考えるのが面倒だし管理も面倒。
でも大切なものだという経験をすれば、時間を割いてキレイに収納する意欲が湧いてきそうです。
さいごに
モノを、
- いつか使いそう
- とりあえず
- なんとなく
と役割を曖昧にしたまま持っておくのはごちゃごちゃの原因。
小さなモノでも、集まれが片付けができない・物がなくなるストレスフルな家へと進化してしまいます。
一つずつ、役割を考えてみる。
それが、モノを大事にすることと繋がってきます^ ^
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