収納とは、ただ見えないように押入れにしまうことではありません。
- 使うモノを
- すぐに使える状態で
- 使いやすく収納すること
それが本来の正しい収納。
正しい収納をしようとすると、ますますものが減っていきます。
正しい収納をするための手順
整理する
収納するものを見極めることを、「整理」と言います。
何を収納するのか
このモノが本当に必要なのかどうか、使うのかどうか。まずはそれを決定します。
使う場面をイメージする
- どんなときに使うのか
- どこで使うのか
- 誰が使うのか
- どれくらいの頻度で使うのか(毎日使うのか、1週間に1回なのか)
- 他のものとセットで使うモノなのか
このモノを使っている時をイメージして、どこに収納するのかを決定します。
小さい子供がいる場合は、“子どもにとって危険がどうか”も合わせてイメージしてみます。
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我が家のキッチンの整理収納風景
モノと収納場所のサイズをマッチさせる
最後に、収納したいモノの大きさと、収納場所の広さを合わせます。
サイズを測るのはもちろん、ちょうどぴったりに収めるんじゃなくて、取り出しやすく元に戻しやすいように、余裕を持って収納できるように調整します。
定期的に見直す
ここまで完璧に収納しても、一生この収納のままでいいという訳ではありません。
月日が経つと、モノは劣化していくし、生活スタイルも変われば使うモノの種類や頻度も違ってきます。
定期的に収納を見直すことは大事です。
完璧収納を目指すとものが減る
ここまで考え抜いた収納ができると、普段の生活が格段に便利に楽しくなること間違い無いです。
使いたいモノがすぐに使えて簡単に元に戻せる
片付けするときも、「これはどこに置こう」とか「入らないけどどうしよう」とか考えて疲れることもないし、夫でも子どもでも簡単に片付けできるとなれば家事の時間はかなり短縮されることになります。
でもね・・・正しい収納方法って、正直、超面倒。
私の場合、整理をして収納したいモノと収納する場所を決定したものの、サイズを測ったりする時点で白目になります(汗)
むしろ、整理のハードルは突破したモノでも、収納場所を決定するために使う場面をイメージする時点でなんか面倒。ってなることも。
逆に、使う場面をイメージして、収納場所を決めて、収納方法を決めるためにサイズを測るのが『楽しい』と思うモノもあるんです。
つまりこの“正しい収納”をする過程で、このモノはここまで手間をかけてまで持っておくほど大事なものなのかどうか、というのを試されていると思うんです。
別に好きでもないし特に使っていないモノは、整理のハードルをどうにか突破したとしても収納場所を決める段階で「やっぱり手放そう」ってなるし、
好きなコレクションやお気に入りのモノは、収納場所を決めるのはもちろんその後のメンテナンスも楽しいです。
どんどんモノを、必要なのか不必要なのかのふるいにかけていく。
それが『正しい収納の手順』です。
さいごに
捨てられないと思っているモノほど、正しい収納の手順をこなす過程で「やっぱりいらない」という判断になることが多い気がします。
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使い方がわからないから捨てられなかった付属品の話
なかなか決着がつかないものがあれば、ずっと保留にするのではなく、一度真剣に向き合ってみることで答えが見つかるはずです^ ^
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