先日ラジオのテレフォン人生相談でパーソナリティの方が言っていました。「生きづらい人は、短気で傷つきやすい人です」と。
なんだかすごく印象に残ったのでメモ。私の身近にもいますよ、短気な人。
短気な人は傷つきやすいから短気になったんだと思うんです。つまり短気な人は、元は繊細で傷つきやすい人って事。
どうし繊細で傷つきやすい人は短気になっちゃうのか、どうして生きずらくなっちゃうのか、考えてみました。
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自分の弱さを隠すために怒る
心が繊細で傷つきやすい人は、他人の言葉にすごく反応します。他の人が言った何気ない言葉や態度にすごく傷ついたりします。そしてその弱さを隠すために怒る。
怒る、という感情を出せば、相手は威圧されて一時的に優越感を感じる事ができます。あくまで一時的に、相手が自分に合わせてくれるのです。相手を自分に従わす一番簡単な手段として「怒る」手段を選ぶ。
でも相手は威圧されているだけなので、不信感しか残りません。
短気な人は劣等感の塊
はたから見ると短気な人は、自分に自信がありません。劣等感やコンプレックスの塊です。「怒る」という武器をもって、内心は常におどおどしています。
セルフイメージが低いために、他人のリア充を見ると勝手に負けた気になって機嫌が悪くなってしまいます。他人と比べて勝ち負けを判断してしまっているのです。
でも負けを認めたくない、自分は弱くない、自分だって、と思いたいし見られたい。だから怒る!
でも怒ったところで根本は何も変わりません。ほんと、簡単で一時的な手段なんです。
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幸せを感じづらい
短気な人は、自分の事でいっぱいいっぱいです。自分に自信がないから自分だけで精いっぱい。他人の事なんて考えてるふりをして考えていません。相手を思いやり、気遣うなんてできなのです。
余裕がないので日常の小さな幸せを感じる事ができません。それどころか繊細な心が反応して、日常の小さな出来事にかっちーんときます。他人からすればなんでもないことに怒ってしまうのです。
こうなると幸せを感じる事ができないまま、怒る事は頻繁にある。楽しい生活を送れるはずがありません。
まとめ
つまり繊細で傷つきやすい人は、弱い自分を隠すために「怒る」という短気な性格を選んでいるのです。怒る事で、相手を操ろうとしている。
「なんで自分だけこんな目に合うんだろう」
「人生、何にも楽しくない」
そう思うのも無理はありません。
短気な人は、短気を治そうと思っても治りません。まずは根本から、見直す必要があります。自分に自信をもてば、小さな出来事に敏感に反応する事はなくなります。そうすると自然に短気は治っているはずです。短気を治そうと思ったら「短気を治そう!」と考えるのは間違い。
「自分に自信をつけよう!」で、短気は直るのです。
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