何もできない夫を、家事育児を自分からやる夫に変える方法

「夫が家事をしない」

私もずっと悩んでいました。

でも、断捨離して整理収納を始めてからは、少しづつ変わってきたんです。

目次

何もできない夫でした

家事ならなんでもかんでも私に押し付けてくるような夫でした。

  • 「野球で汚した洗濯物をつけ洗いしてくれ~」
  • 「明日会社に持っていくから源泉徴収出しといてくれ~」
  • 「これはアイロンして、これはクリーニングに出しといてくれ~」

家のものだって、私に聞かないとわかりません。

  • 「電池はどこー?」
  • 「工具はどこー?」
  • 「祝儀袋はどこー?」

私が外出しているときは電話までかかってくる状態。

  • 「油はどこー?」
  • 「冷蔵庫のタッパーに入っている肉は食べていいやつ?」
  • 「シャンプーがもうないんだけどー」

心の余裕があるときはいいのですが、忙しいときはどうしてもイライラ。

自分の家なのに、何でわからないの?

少しは自分で探して!自分でやって!子供か!って思っていました。

でもそれが最近なくなって来たんです。

できるようになってきた

いつのまにか、自分のものの場所を聞かれることはほとんどなくなりました。

まずは自分でやってみて、できないと思ったら私に頼んだり。

頼むときも以前なら「当たり前」のような口調だったのが、「忙しいところ悪いけど」というふうに柔らかな口調になってきました。

何もできない夫は、実はできる夫だったんです。

「何もできない夫」を作ったのは私だった

物が多くてごちゃごちゃしている家では、できる夫も「何もできない夫」になります。

片付けができなかった我が家は、まさに「何もできない夫」の養成所でした。

モノの場所が決まってなかった

物が多すぎて物の場所を決めるどころではありませんでした。

工具を使いたいと思ったら、キッチンや引き出しやカウンターの上を探して、やっと見つけた工具を使った後は戻す場所がないので適当に放置。

次に使う人はまた「探す」から始まります。

そりゃあ、「工具どこー?」になります。

私が全て片付けていた

当時は片付けたというよりも「押し込んでいた」という方が正しいけど(汗)

私が適当に片付けていたので、夫が何がどこにあるのか把握できないのは当たり前。

物を片付けた人に物がある場所を聞くのは、よく考えれば当たり前です。

すぐにモノが取り出せなかった

汚れた野球ズボンを洗おうにも、洗濯ハイターと専用たわしがごちゃごちゃの奥にある・・・

疲れて帰ってきて、ごちゃごちゃに手をつける気になるはずがありません。

アイロンをかけようにも、アイロン台とアイロンがなぜかバラバラに片付けられている・・・シワ伸ばしスプレーは一体どこに・・・?

ちょっとでも面倒なことって、取り掛かるまでの準備に時間がかかるとすぐにやる気消失です。

自主的になれなかった

そんなこんなで、「自分のやりたいことがすぐにやれない家」でした。

  • やる前に疲れがどっとやってくる
  • やってないのに時間を取られる
  • 自分だけではよくわからない

物が多い我が家は、「私に何かを聞かないと何も始められない」という、超居心地の悪い家だったんです。

夫が裁縫してた!

物を減らして、使用頻度ごとに収納して、誰でもわかるようにラベンリングをして・・・

そうやって家の中を整えていくうちに、夫がどんどん自分のことを自分でやるようになっていきました。

極め付けは先日、夫に急に

裁縫セットどこ?

と言われたんです。

「クローゼットの中棚の上から2段目だよー」

と教えると、ゴソゴソ何やら始めました。

なんと!!

裁縫しているー!!

これまでだったら「これ、縫ってて」で終わってたはず。

今回は「縫ってー」とは一言も言われませんでした。

一人で手芸店に足を運び必要なものを買って、黙々と縫い物を始めてたんです。

やる気になったときすぐにしたいことができるようになったことで、「自分で挑戦してみる夫」になることができました。

さいごに

物が少なくなると家事も減る上に、家族が自分のことを自分でしてくれるようになるので、もういいことだらけ!

何もできない夫で悩んだら、夫に文句を言うよりも整理収納を見直した方が解決は近いかもしれません(^^)

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この記事を書いた人

えりのアバター えり 元汚部屋出身のずぼらなお片付けブロガー

4人子育て中の主婦ブロガー(37歳)です。片付けが苦手で嫌いでどうしようもないズボラでしたが、ブログがきっかけで片付けられるように。2017/10月に整理収納アドバイザー1級を取得しました。

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