片付けない夫がつい片付けちゃう心理学的収納のコツ

我が家の夫は、買い物してきたら袋ごとテーブルに置いて終わり。

買ってきた消耗品をそれぞれ収納するなんてことはしません。

しかしある日、そんな夫が私がいう前に収納してくれたんです。

夫がトイレットペーパーを収納してくれた！

先日トイレットペーパーがきれたので、帰りが遅くなると連絡があった夫に「帰りにトイレットペーパー買ってきてほしい」と連絡しました。

いつも夫が買い物すると、買ってきた袋のままリビングに置いてしまいます（冷蔵冷凍ものだけ入れる）なので、この日も翌朝に私がリビングにある買い物袋からトイレットペーパーを取り出して片付ける予定でした。

（↑こんなに爽やかじゃないw）

翌朝、私がリビングに行くと、買い物袋がない。

もしや買い忘れたなー・・・

と思いながらトイレを見ると、トイレットペーパーがセットされてる！

そしてトイレットペーパーのストック入れにはしっかりトイレットペーパーが入れられてる！

しっかり外袋はゴミ箱に捨てられてるー！！

何も言わずに片付けしてくれたことに、大げさだけど感動した朝。

起きてきた夫に、「（いつも片付けしてくれないのに）どうして片付けしてくれたの？」と聞いたことろ、「置く場所があったから」とのこと。

今までも置く場所、あったけどね！（笑）

空白があると埋めたくなる

人は、空白があると埋めたくなるらしいのです。

この心理に当てはめられる現象が、心理学でいうツァイガルニク効果。

人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。

引用/ウィキペディア

「中途半端なことが頭から離れなくなる」という現象です。

空白があると、“完成していない”“最後までやり遂げたい”とついつい考えてしまいます。

• パズルの１ピースがなくなった
• 赤ちゃんが泣いて家事が中断した
• 漫画コレクションの１冊がぽっかり空いている

確かに、気になる。

トイレットペーパーの置き方に注目

ところで我が家の以前のトイレ収納はこんな感じでした。

突っ張り棒に、置いてるだけ。

私の中では、「ここら辺にトイレットパーパー」という置き場所がありました。

でも明確に置き場所と明示してたわけではありません。

左側はトイレットパーパー、その横にお掃除用品などを「なんとなく、ここらへん」という感じで置いてました。

対して今は、こうです。

ラベリングこそしていませんが、それぞれの箱を用意して分けました。

おそらくここまでやって、夫にとってはやっと「置き場所」になったんだと思います。

トイレットペーパーの箱に何も入ってない！（未完成！）「埋めてあげなきゃ！」という心理が働いてくれたのかな？と推測しました。

夫に片付けしてほしいと思ったら

「夫が使ったものを元に戻してくれない！」の原因は、置き場所がはっきりしていないからかもしれません。

いやいや、いつもここに置いてるんだから、普通わかるでしょ！

って思う気持ちはわかりますが、「いつも」とかっていう雰囲気が伝わらないのが男ってもんです。

私たちが思っている以上に、家のことをわかってないのが男ってもんです（汗）

１箱を、１つのモノ専用の箱にして、でかでかとラベリングする。

そうすると、きっとその箱にそのモノが入っていない（空白）が気になって、いつのまにか元に戻してくれるはず！

近々試してみようと思います。

さいごに

夫が片付けてくれたのは収納のおかげだ！という結論ではありますが、収納がわかりやすいのはもちろん、夫の優しさだったことも忘れてはいけません。

たかがトイレットペーパーで大げさですが（汗）

収納を工夫して、優しさとありがとうを量産しよう！

みんなが気持ち良く暮らせる家は、みんなが家のことをできる仕組みがあると思います^ ^