主婦が断捨離を始めるときに、大きな壁は「捨てられない夫」です。
- 明らかに使っていないモノも、「もったいないから」と手放さない。
- もう必要ないと思われるものも、「また使うかもしれないから」と手放さない。
だからといって勝手に破棄しちゃうと、夫にとって“妻の片付け”は厄介なものに・・・
逆に捨てられない夫の気持ちも尊重してあげることで、夫にも“捨てる片付け”に興味を持ってもらえます(^^)
捨てられない夫を断捨離の味方にする方法
夫のモノは捨てない
あくまで自分のモノ・自分に処分の決定権があるものだけを捨てます。
我が家の場合は、私の服やコスメや小物はもちろん、キッチンアイテムや子ども服・おもちゃや生活の中で使う細かい雑貨は、私に決定権があると判断して断捨離しました。
夫のモノが大量に収納された押入れスペースは、スペース自体をないものと考えてあてにしないようにします。
片付けを強要しない
「これ要らないなら捨てて!」
「私はこんなにいっぱい捨てたのよ!」
「あなたのせいで片付けが進まない!」
言いたくなりますが、捨てられない夫には絶対に言ってはいけません。
人は責められると自分を守るために理由を探す性質があるので、こう責められると「イヤイヤ使っているよ!君は使っていないモノをいっぱい持っていたから捨てたんだろう。片付けが進まないのは君が家事をしていないからであって、人のせいにするなんて迷惑だ!」
と、ますます“捨てられない”に拍車がかかってしまいます。
大きな物は必ず聞く
押入れの中や部屋の中にある大きな物は、何も言わずに捨てることで夫も必ず気づきます。
夫「あの収納棚はどこにいった?」
妻「使わないから捨てたよ!」
夫「一言相談してくれよ!まだ使えたのに!」
捨てられない夫にとって、まだ使えるモノを捨てるなんてありえません。家族の為に片付けを頑張っているあなたが、「断捨離にはまった厄介な妻」になってしまいます。
「捨てる」にこだわらない
断捨離の基本は「捨てる」ことですが、処分したいけど夫に反対されそうなものに関しては「捨てる」にこだわる必要はありません。
- 「お友達に譲っていい?」
- 「リサイクルショップに売っていい?」
「捨てる」よりは手放しやすくなります。
しかし確実に使わないのに、あげるのも売るのもダメという手ごわい夫に対しては、
- 友達に貸せるね!
- しばらく使わないから実家に持っていくね!
そういえば、手ごわい夫もすんなりOKしてくれるはず!
実際にはあなたの責任の元、売るなり処分するなりしてもいいと思います。
(私は、大きなベビーベットを手放したくて夫には「友達に貸せる」と言いましたが、実際にはあげました)
夫を敵に回すと一番厄介!
夫のモノを捨てたり、夫の許可が必要なモノを勝手に捨ててしまったのがばれると、「こいつはなんでも捨ててしまう」という風なイメージがついてしまいます。
そうなると、夫が家の中の物に目を光らせるようになってしまいます。
「今日もゴミ袋が出ていたが、また自分のモノを勝手に捨てていないだろうか」
「あ!これまだ使えるのに捨てられてる!」
捨てられない夫には、断捨離の基本である「使えるけど使っていない物=不用品」という概念はありません。
せっかくゴミ袋にいれても、またいつのまにかリビングにある、という冷戦になってしまうことも。
捨てられない夫に目を付けられると、それこそ断捨離が進まなくなります。
さいごに
夫も味方にすることが、断捨離成功の近道!
モノと一緒に信用まで捨ててしまわないように、“捨てられない夫”への配慮は忘れないようにしましょう(^^)
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