モノが多くて整理されていない家に住んでいた頃は、「私しかしらない」ことが多すぎました。
電池の置き場所も、テープや薬やその他雑貨の置き場所も、「私しか知らない」。
むしろ私も場所を覚えてなくて、本当にしょっちゅうものを探していました。
その状況だと、時間に余裕ができないのは当たり前です。
汚部屋での無駄な行動
家がまだ汚部屋だったころ、私はやることがいっぱいで、常に忙しくしていました。もうほんとに目が回るほど忙しくて、時間がなーい!ってイライラしてたんです。
原因は、家族のことも私がやっていたから。
夫「前に買ったガムテープどこ?」
私「え!ガムテープ?どこだったかな~・・引き出しの上は?」
夫「(がさごそ)ここにはないよ~」
私「じゃあ、冷蔵庫の横の箱の中かも」
夫「(がさごそ)ここにもないよ~」
私「もういい、私が探す!」
→家中探す
長女「ママ、プール用のカバンはどこ?」
私「・・・どこだろう・・・」
→家中探す
夫が料理をする時も、キッチンで調味料の置き場所ナビをしたり(あちこちに置いてしかも置き場所がしょっちゅう変わっていたので)、押入れ収納の中なんて私しか把握していませんでした。
今考えると、すごい無駄な時間の使い方です(汗)
片付けをした後の家族の様子
片付けをしてある程度モノの定位置を決めてからは、言葉で教えるだけで良くなりました。
夫「ガムテープどこ?」
私「冷蔵庫の隣のラックの一番上にあるよ」
長女「プール用のカバンはどこ?」
私「いつものかばん入れに入っているよ」
何度かそんな取りをしているうちにそれぞれモノの場所を覚えて、私に聞かずに出し入れができるようになってきました。
整理とは、ものをしまうことではない?
この本には、整理の事をこのように定義していました。
整理は「しまうこと」ではない。
ものを探す時間を追放することだ。探し物をする時間は何一つ生産性がない無駄な時間である。
引用/仕事が速くなる力と整理する力が、1冊でビシッと身につく本(P34)
すごーく納得!
その言葉に、今回私が学んだことも付け足したいと思います。
主婦の整理とは、自分だけでなく家族も同じように、モノのある場所が分かる状態にすることである。
置き場所に名前を書くことで、家族にも優しく、私の時間も増えるといういい効果がありました(^^)
さいごに
家族の自立も片付けから!
忙しすぎて自分の時間がないと思ったら、家族の事を代わりにやりすぎていないか・「私しか知らない」事が多くなっていないか、振り返ってみると解決策がみえてくるかもしれません(^^)
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