「食器はたくさんあるけど、特にお気に入りのものもないし特に気に入らないものもない。
食器を洗うのが面倒な時に使う食器もあるから、こんなにたくさん食器はあるけど何を減らしていいのかがわからない」
そう言って、大量の食器と暮らしていたお客様がいました。
でもそのお客様は、急に食器を減らすことになります。
きっかけは、「食器を買ったこと」でした(*^^*)
どゆこと!?
と思ったら続きを読んでくださーい♪
スポンサーリンク
何も減らせない時は、1つ増やしてみると減る
そのお客様の自宅にあった食器は、実はほとんどが貰い物だったんですよね。
自分で選んだわけじゃなく、なんとなく家に入ってきて、
「あるから使っている」という食器たち。
明らかに使いにくい食器は手放したそうなんですが、まあまあ使い勝手に問題がない食器たちは手放す理由がなかったわけです。
“減らしたい、と思ってもどれを選べばいいのかわからない・・・”
自分で自分のために食器を選んだら
「自分で選んだお気に入りを使い続けるのが大事!」
そう聞いて、そのお客様は数十年ぶりに自分で食器を買いに行きました。
お家に食器がたくさんあるのにw
それで、自分で自分用の食器を選んで買ってきたんです。
そうするとあら不思議!
そのお気に入りの食器が自宅の食器に入ってきた途端、他の食器を客観的に見れるようになったんだとか。
「これ・・気に入ってるわけじゃないしそんなに使ってないな」
「そういえば前に使った時、洗いにくかったんだった」
「使用感あって、友達には出したくない食器だな〜」
結果、食器を1つ買ったことで、その食器棚にあった食器の3分の2を手放すことに(!)
私も次の整理収納レッスンで訪問した時には、いきなりスッキリした食器棚にスッキリしたお客様の顔に、びっくりしたのを覚えてますw
なんとなく「全部必要そう」で減らせなかったお客様
自分で選ばないと、「選ぶ力」が削がれていくんだと思います。
選ぶ力がないと、目の前の物がぼんやり見えてきます。物と物が塊に見えて、個々の「物」を見ることができない。見る気も起きない・・
自分のお気に入りのものに囲まれてないので、心が満たされるわけでもない。
普段から満たされてないと、なんとなく目の前のものに執着心を抱きがちです。
結果、「たくさんあるけどどれも使いそうな気がする」なんですよね〜
選ぶ力は、「お気に入りのもの」が鍵を握っています!
スポンサーリンク
押してダメなら引いてみる!
たくさんある中からまずは1つだけ手放してみる、という方法もありますが、
それがダメなら「1つだけ足してみる」という方法を試してみてもいいと思います。
私も初めてのことでしたが、
お客様の気持ちの変わり方を聞いていて「なるほど〜」と思いました(*^^*)
さいごに
貰い物がダメってわけじゃなくて、
たくさんありすぎると物がぼんやり見えてくるって話でした(*^^*)
何も手放せないと思ったら、選ぶ力を復活させるために、お気に入りの「1つ」を全力で選んでみてください^ ^
まずは、「私が何を手放せないのか」それに気づくことが最初の一歩になります〜!
スポンサーリンク
コメント