「自分がやった方が早い」と言って、せっかく夫がやるはずだった家事をあなたがしちゃってませんか?
「自分がやった方が早い」と言って、子どもの大切なお手伝い体験を横取りしていませんか?
「自分がやった方が早い」は、病です。
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「自分がやった方が早い病」は損する
この本は、主に会社で働く“上司”向けの本でした。
「自分がやった方が早い」と言って仕事を任せないでいると、
- 部下との信頼関係が育たない
- 一人の負担が増え続ける
- 生産性と将来性がない
- 誰も幸せにならない
などなどデメリットしかないよっていうお話です。
そしてそれはまさに「家庭でも一緒だな」って思ったんです
汚部屋は病の元
汚部屋に住んでいた頃の私は、完全にこの「自分がやった方が早い病」に侵されていました。
夫に掃除をお願いするも、掃除道具を探すことから始まり結局「自分でやった方が早い」と作業を代わる。
子どもが片付けの手伝いをしようとするも、「ハサミはどこにしまうの?」「この手紙はどこにおくの?」といちいち聞かれ、結局「自分でやった方が早い」と片付けを強制終了する。
夫に冷蔵庫の中の作り置きを出してもらおうにも、「これいつの?」「まだ食べられる?」と聞かれてうんざりする・・・
「家事」をする上での上司は“私”だと考えると、
私は、部下(子どもと夫)を育てるつもりがないくせに家事をしないことに文句を言う、まさにモンスター上司でした。
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家庭での「自分でやった方が早い病」の治し方
物の定位置を決めること。
家庭での「自分がやった方が早い病」は、物の定位置を決めるだけで治ります。
夫に掃除をお願いしたら、「洗面台下収納に、掃除に必要な道具は揃ってるからね」と伝えればいい。
子どもが片付けするときも、ハサミの収納場所やテープの置き場所を普段からわかっていれば、決まった場所に戻すことができます。
冷蔵庫の中に至っては、そもそも食べられないものを置いておくことは無駄しか発生しません。冷蔵庫の中に自信を持つこと。管理ができていれば、夫に食事の準備を頼めるようになります。
物の定位置を決めること・物の管理をすることは、家族が「自分のしたいことを自分でする」大切な土台になるんです。
さいごに
家族が自分のことを自分でできるようになると、「自分でやった方が早い病」は治ります。
そのあと待っているのは、想像以上の自由!自分の時間は増えるし、無駄にイライラすることもなくなります。
任せられることは安心して任せて、自分のペースで過ごせるようになるんです。
何より、夫や子供のそれぞれの自由度もアップ!「妻に聞かないと何もできない家」は、とても窮屈だったと思います(反省)
「自分でやった方が早い病」にかかっていませんか?
それは、自分で治せる病です^ ^
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