「物の定位置を決めたのに、夫や家族が定位置に戻してくれません」
そんな相談をいただきました。
私が経験した、家族が「使ったら元に戻してくれない」の原因と解決策を2つ紹介します^ ^
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定位置を決めると片付くはずなのに
- 片付かないのは物の定位置がないから
- 物の定位置がないのは物が多すぎるから
ならばと、物を減らして物の住所を決めて・・・
定位置完成!
これで家族も片付けるようになるはず!
とウキウキするのもつかの間。
- リビング床に置きっぱなしの通勤用のカバン(夫)
- 使いっぱなしの爪切り(夫)
- 脱ぎっぱなしの服(子供)
- 書きっぱなしのクレヨン(子供)
片付けてくれないー!
「これは、ここだよ♪」
って説明したのにー!
と、イライラした経験ありの私です。
定位置がに戻せないのは、2つの原因があります!
原因1・場所が問題
使う人の使い方に沿った収納場所が基本!
ですが、片付け中って見た目の綺麗を意識し始めて、「ちょっと使いにくいけどここにしよう」なんて、
見た目で収納場所を決めてしまいがち。
- 背伸びしないといけない
- 収納のために別の部屋に行かないといけない
- (引き出しを開けて蓋をあけてなど)収納するまでの手間が多い
元に戻すのが面倒な場所だと、家族も生活の流れでわざわざ元に戻すことができません。
解決策
家族の目線になって、収納場所を考えてみること。
見た目と家族の生活のしやすさ、どっちを優先にしたいのか考えてみることです。
例えば我が家で解決してない問題は、4歳長男のおもちゃ。
収納場所は子供部屋なのですが、遊んでいる場所がリビングやキッチンなど「子供部屋以外」なんです。
さらにおもちゃが大好きすぎて、「また遊ぶから」と見えるところに置いていきたい様子の長男。
よく遊んでいるロボットや恐竜のおもちゃだけ、リビングに収納場所を移動しようか検討中です^ ^
原因2・習慣の問題
今まで「元に戻す」という習慣がなければ、急に定位置が決まったからってすぐに「元に戻す」が習慣化する訳ではありません。
片付けに対するモチベーションや価値観もそれぞれ違います。
あなたと同じくらいの【片付けに対する意識の高さ】を家族に求めてしまうのは、イライラの元!
解決策
定位置を決めたら、
しばらくは無言であなたが元に戻すこと!
「怒らない」がポイントです(*^^*)
この定位置でいいのか確認する意味もありますが、「ここが定位置なんだ」と徐々に認識させて行くのが大事です。
例えば我が家の夫は、会社から帰ってきたらカバンをリビングに置いていました。
整理収納をした時に、夫のクローゼットに“会社カバン専用の場所”を用意したのですが、リビングにおく癖は直らず。
収納場所が悪いのかと見直しましたが、帰宅しらたすぐクローゼットに行くので動線的には問題ないはず。収納方法も、“置くだけ”なので手間はないはずでした。
リビングに置いてあるカバンを、私が無言でクローゼットに戻すこと1ヶ月くらい・・・?
夫は帰宅したら、そのままクローゼットにカバンを収納するようになりました^ ^
家族の片付けは、あなたの継続ありきです!
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完璧を求めないこと!
片付けに対する価値観は人それぞれ。
いつでもどんな時でも100%、「使ったら戻す」ができるとは限りません。
私も最近、使った体温計を使いっぱなしにしてたら(コラ)夫に注意されました。
片付けに対するモチベーションが高い私でも、たまには元に戻さないことがあるんです(汗)
「元に戻してない」時に注目するのではなく、
「元に戻している」時に意識して注目するようにすれば、家族も片付けに対して前向きになれます^ ^
さいごに
使ったらちゃんと元に戻して!
使いっぱなしが普通だった、あの夫が!
イラっとしながらも(笑)定位置に戻してちょっと感動した私。
定位置を決めるのがゴールと思ってしまいますが、家族がいる場合は「家族の片付け習慣化」までがしくみ作りです。
どーんと大きく構えて、焦らず家族を育てていきましょう(*^^*)
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