持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。
引用/ミニマリストとは
無駄を徹底的に排除することでミニマリストになれます。
憧れではありますが、子育て中はミニマリストを目指さない方がいいんじゃないか、と思うのです。
子育て中は無駄ばかり
無駄を省きたいのが大人ですが、反対に子どもは無駄が大好きです。
空箱・石ころを持って帰る
幼稚園児の長女は、工作が大好き。
幼稚園で作った工作とは別に、空箱でパソコンもどきを作ったり、段ボールでソファもどきを作ったり。そこまではいいけど、特に何も手をかけていない“ただの空き箱”も持って帰ってきます。
一時期は家中が空き箱だらけに(汗)
三歳長男は、道に落ちているものをよく持って帰ってきます。
石ころやお花を持って帰ってくるのはいいけど、セミの抜け殻や死んだカブトムシの頭を持って帰った日は「ヒィィィィィ!!!」ってなりました(汗)
話が無駄に長い
おちがない話や、「あのね~」の連続でなかなか進まない話、いつの間にか途中で終わる話など・・・
子どもの話には有益性はありません。
無駄が子どもを育てる
子育て中は無駄ばっかりだけど、子育て中は無駄って大事だと思うのです。
空箱があるおかげで工作が好きになった長女は、作るものをよく観察していて手先も器用。段ボールに線を引いてキーボードを書いたり、TVの影響で警察手帳を作った時は素直に「スゴイ!」と思いました。
道を歩いていていろいろなところを見ている長男は、石ころの形や変わった色の花にすぐに気がつきます。「夜じゃないのに月があるよー!」とか、「見て!虹が出てるー!」とか、自然が好きな長男を見ていると、すくすく育っているな~とほのぼのします。
落ちがなくてつまらない子どもの話も、真剣に聞くことで子どもの癖が分かるし、何より親子の信頼関係がアップ!
幼児が三人いて、一人一人に十分に向き合えていないかもしれない、という不安は、子どもの話を真剣に聞くことで解消できます。
子育て中は、無駄に見える事も無駄じゃない。
むしろ子育て中は無駄が大事です。
ミニマリストではなく生活しやすい家を目指す
ミニマリストにはなりたいと思ったけど、無駄が大事な今、ミニマリストを目指すのはよくないんじゃないか、と思いました。
今目指すのはあくまで“生活しやすい家”であって、ミニマリストではありません。
どっちも、不要なモノを手放して物を減らすという事は同じですが、目指すイメージの違い。
ミニマリストを目指すぞー!っとなると、子ども達が持ってくる空箱にも石ころにもイライラしそうだけど、
生活しやすい家をめざそう!だと、空箱で工作している間に料理が進むし、石ころの形の感想を言うだけで満足しておとなしくなるし、って柔軟に考えられそうです。
さいごに
ミニマリストは目指さないとか言っているけど、やっぱり憧れではあります。
子育て中の今は目指さないけど、子どもが大きくなって手が離れた頃に目指したいライフスタイル。
子どもが小さいうちは、無駄も大事だと心得ること!
それが、子育て中の片付けでイライラしないコツです(^^)
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