前回の住まいのダイエットは、「遺品整理」テーマの2週目でした。
奥様が亡くなったあと、4人のお子さんを育てるシングルファーザー。
今回は「収納術」よりも、残された家族の気持ちを大切にする「整理」が主な内容でした。
3年前に他界した妻
お子さんは4人。
現在16歳の長男、13歳の次男、10歳の三男、そして7歳の末っ子長女です。
三年前にお母さんが亡くなったということは、下の2人は当時7歳と4歳・・
ちょうど我が家の長女が7歳・長男が4歳なので、他人事には思えず真剣に見てしまいました。
奥様の無念を思うと、すごく悲しいです。
遺品整理のコツ
三年前に亡くなってからずっと整理できずにいた奥様のクローゼット。
「向かい合うことができなかった」との理由でしたが、そこで吉島コーチがおっしゃいました。
「ここにモノを置きっぱなしにすることで家の風通しが悪くなるような状況を、奥様は望んでないはず」
残された家族が前を向いて進むために、天国へ行った大切な人のためにも。モノを整理することは避けて通れません。
思い出を残す
“モノ”として残すのではなく、“思い出”として残す、という感覚が大事!
モノとして「もったいないから」とかではなく、特に思い出のある「残したいモノだけ」を選び出すことが遺品整理のコツです。
1点1点ゆっくりお別れする
そんなにモノが多くないからこそできることでもありますが・・・
家族全員で、1つ1つ手にとって、見て、思い出を話しながら整理を進めていました。
思いの外スッキリ整理を進める子供達に比べると、ご主人の方が笑顔に元気がないように思えて心配に。
子供達よりも長い時間を共有してきた夫婦だからこそ、思い出はさらに深いんだろうなと思います。
遺品整理は個人では難しい
これは個人的な感想ではありますが・・
大切な人の遺品ほど、個人での整理は難しいと思いました。
というのも、どうでもいいモノにまで【思い出】がくっついて整理ができないから。
でもだからってモノをずっと置いて置くことは、故人は望んでません。少なくとも私は、もし私が急に亡くなったら私の持ち物は全部捨てて、悲しみに浸る時間を少なくしてほしいと思っています。
遺品整理をスムーズに進めるには、第三者が関わって背中を押したりやる気を持ち上げるのが大切。
そしてその第三者が、遺品整理の専門家ならもっと安心です。
さいごに
色々と考えさせられた回でした。
天国へのお別れは、誰にでも訪れます。その時に、無駄に悲しみを長期化させないためにも、遺品整理の大切さは心得て置くと個人のためにもなると思います。
コメント