住まいのダイエット(7月23日)やましたひでこ流の遺品整理で涙

住まいのダイエット、今回は2週連続でテーマが「遺品整理」。

私はまだ経験がありません。

でも、自分のモノじゃないモノを要るか要らないか判断するのも難しい上に、そのモノの持ち主がもういないとなると思い出がくっついて判断ができなさそう。

そんな風に思っていました。

今回のコーチは、断捨離の提唱者のやましたひでこさん。

故人を大切に、残された家族を大切にしながら、整理を進めていました。

目次

5年間放置した空き家

5年前に祖母を亡くした今回の依頼者。

母と住んでいた二階建ての家の遺品せ整理が進まず悩んでいるとのことでした。

リビングや寝室はもちろん、キッチンや冷蔵庫の中も5年前のまま。

腐敗したぬか漬け↓住まいのダイエット やましたひでこの遺品整理

乾燥しきったミニトマト↓
住まいのダイエット やましたひでこの遺品整理

缶詰は穴が空いて、内容物がこぼれていました↓
住まいのダイエット やましたひでこの遺品整理

「片づけりゃいいのに」というネットでの意見もありますが、

5年間、なかなか片付けが進まなかったのは理由があったのです。

遺品整理ができない理由

遺品整理は、写真を見て手が止まったり、なんでもないものでも思い出が蘇ったりと普通でもなかなか難しいことです。

さらに今回の場合は、重度の認知症の祖母を母が介護するという老老介護状態で、その時に思い出したくないくらいの辛い経験をしたとのこと。

その時の記憶がトラウマになって、祖母が使っていた部屋に行けなかったり、思い出のものを見ることも辛かったりと、遺品整理に挑戦するのもも挫折する、という状況が続いていたそうなのです。

良い思い出だけではないことが、遺品整理を妨げる原因になっていました。

やましたコーチの教え

遺品整理は、供養

「遺品整理を、故人の供養と考えることでスムーズに思い出のものとお別れできる」

物を生かす(使う)人がいなくなったということは、物も一緒に死んだということ。

家族がその物を生かせないのなら、遺品整理は故人の供養と考えて手放します。

思い出の食器は数を減らす

よく使っていた食器というのは思い出があります。

思い出の食器を全て残すのではなく、同じデザインの食器は数を減らして残す。

「食器を減らしても思い出がなくなることはない」とおっしゃっていました。

最初に「何を残すか」を決める

まず部屋に入って、「何を残すのか」を決めて、それ以外を処分します。

「思い出を、選び残す」

という言葉が印象に残りました。

あれもこれも残すのではなく、厳選する!そうすることで、故人の思い出を大切にすることができます。

今回のダイエットの結果

今回は1590キロのものを処分して、さらにそれを買取してもらったところ、ナント47640円になりました!

ビフォーアフター

キッチン

住まいのダイエット

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物置部屋

住まいのダイエット

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祖母の部屋

住まいのダイエット

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依頼者の方もお母様も、思わず涙のお片づけとなりました^ ^

さいごに

今回、残す物を決めた後は専門のテレビのスタッフや専門スタッフが物を運び出して処分ができたからスムーに整理ができました。

でもこれを全部家族がするとなると、残す物を選んだ後も「やっぱりこれは捨てられない」という物がどんどん増えてって結局整理ができなさそうだなぁと思いました。

「本当に残したい物を選んだ後は、専門の第三者に任せる方がいい選択なんじゃないかな」というのが私の感想。

だって亡くなった故人も、「私のモノで家族を悩ましたくない」って思ってるはずだから。

前を向いて、笑顔になるために!

遺品整理は、故人を大切にすることだと思います。

※今回の見逃し配信はこちらから

エコノバでは、遺品整理の一括相談も可能です

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この記事を書いた人

えりのアバター えり 元汚部屋出身のずぼらなお片付けブロガー

4人子育て中の主婦ブロガー(37歳)です。片付けが苦手で嫌いでどうしようもないズボラでしたが、ブログがきっかけで片付けられるように。2017/10月に整理収納アドバイザー1級を取得しました。

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