「まだ使えるから捨てるのはもったいない」
そう考えると、出てくる選択肢って“譲る”とか“売る”です。
でも明らかに使用感があるものって値段が付かなかったりむしろ売れなかったりします。
そこで最終的に“譲る”になるかと思うのですが・・・
その物は他の人が本当に喜ぶものでしょうか。
たしかにまだ使えるのかもしれないけど・・
このリュックは、長女が3歳の時に買ってかなり愛用しました。
幼稚園に入園してからもしばらくは使っていたんですが、お弁当や水筒など荷物が多くなり、リュックに入らなくなったので大きいリュックに買い変えました。
使用感はあるので売ってもお金にはならないとしても、リュックとしてはまだ使える。
そう思ったので保管しておいたのですが・・・
- プリントははがれている
- ラインがはげている
- 黒ずんだ汚れが目立つ
- 中にはシミもある
- 中のコートがはがれている
まじまじみてみると、もうルンルン使えない状態でした。
モノの需要を考えてみる
約半年ほど保管していたこのリュック。
- これをまた長女が「持ちたい!」という日はくるんだろうか
- これを喜んで使う人がいるのだろうか
- これを使った人はウキウキ気分になれるのだろうか
- これを使った人の質を上げることができるのだろうか
そういろいろ考えた結果、リュックを捨てることにしました。
今はぼろぼろになったけど、このリュックは長女のお気に入りで楽しい思い出をたくさん作ってくれたんです。充分“かわいいリュック”として活躍しました。
もう、充分ものとしての役割を果たしたのです。
ものを客観的にみることが大切
買ったときに結構いい金額だったり、お気に入りで使っていて思い入れがあるものって、そのイメージだけでいつまでも「いい物」と思いこんでしまいます。
でも、物は時間がたつと新品の状態ではなくなるのは仕方のないことです。
物自体は古くなっているのに、物に対しての思い入れのせいで捨てられない。でも使わない。
だから誰か他の人に“譲る”ことになるのですが、他の人はこの物に思い入れがない為にただの“古い物”ということになってしまいます。
「私はもう使わないけど、物としてはまだ使えるから誰かに譲ろう」
そう思ったときは、その物とのこれまでの思い出を考えず、“その物を客観的にみる”ことも大事です。
さいごに
物を誰かに譲る時は、「私は使わないから」ではなく、「これをあげたら喜ぶかも」という動機が大切だと思います(*^_^*)
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