知人のクローゼットの片付けをサポートした時の話です。
その知人は、とにかく捨てられないタイプ。
洋服がどっさり押し込まれたクローゼット。
そこに入らない洋服がベットに床に椅子に散乱していて、本人も「片付けたいけどどうしていいのかわからない」という状態でした。
そこで私が始めたのは、「捨てない片付け」
「捨てられないから片付けができないなら、捨てるのは後回しにしよう」という考えでしたが、
捨てない片付けを始めると本人自ら捨て始めるという、楽しいことになりました(*^^*)
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捨てずに分ける片付け
私が始めたのは、分ける片付けでした。
まず洋服を全部クローゼットから取り出します。
そのあと、冬服と夏服に分類。
分類しながら、明らかに手放していい服は別でいらない袋分けていきます。
まず冬服を、部屋着とおしゃれ着に分類。
冬服の部屋着を、お気に入りかそうでないかに分類。
お気に入りの服は先に収納してから、
冬服の部屋着のお気に入りでない服は、誰かに譲るか一旦保管するかで分類していきます。
冬服の部屋着の分類が終わったら、冬服のおしゃれ着をまた繰り返し分類。
こうすることで捨てることに拒否反応が出てしまう知人であっても安心して分けることができると考えました。
- 自分が持っている服の総量を知る
- 自分が持っている服全部に触れる
それが、服と向き合ってなんらかの判断を下す方法!
知人の場合は“分ける片付け”で、使っている服と使っていない服が一緒に収納された混乱状態を抜けることが第一だと判断しました。
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「迷うなら置いておいたら?」と声かけする
「捨てないよ!収納場所を決めるだけだから」
そう言っても、悩むんですよね〜w
「去年使った夏服なんだよねー気に入ってるわけじゃないけど、同じタイプの服を洗濯している時とかにたまに着ることがあって。お気に入りではないからお気に入りのグループには入れたくないけど、保管することになったら別の場所に置いちゃうんだよね?もうできれば着たくない気もするけど、でも実際着てたからないと困るかもしれないし・・・」
いやー。「分ける」でこんなに悩むようなこの状態で、「捨てる片付け」なんて、絶対無理ですw
悩んだら捨て
本来、正しい断捨離はこの判断です。
でも、この知人の場合はそうはいかないw
サポート役としての私は、悩むものに関しては色々な質問を投げかけました。
去年、どのくらい着た?週1くらい?月1くらい?
この服がなかったらどう困る?
代わりになるような服はある?
悩むなら、とりあえずお気に入りに置いておいたら?
絶対に、「なくても絶対困らないから手放しなよ!」なんて言わない!
本当は喉から出かかってたけどw
この言葉を言ってしまうと、知人はかたくなに「いや。絶対に捨てない手放さない」になってしまうと思いました。
“本当に捨てていいんかい!”と心配になるほどに
お気に入りの服をクローゼットに収納して、再度お気に入りでない服を分類し始めた時。
徐々に、「これいらない」がふえてきました。
お気に入りかどうかで悩んでたような服も。
「これは去年すっごい着たんだよねー!」って言ってた服も。
いらない袋に、どんどん入れていく!
最初は、お!スイッチが入ったのかな!?
と思っていた私も、どんどんいらない袋に入れていく知人の様子を見て、え!待って本当に大丈夫!?
と心の中で心配になるほどにw
最初は減らすはずじゃなかった服。
最終的には、45ℓゴミ袋を2袋分出すことになりました。
できるじゃーん!(*^^*)
さいごに
洋服が捨てられないからごちゃごちゃしているなら、
とりあえず分ける!
そしてお気に入りの服だけ収納してから、続きを分ける!
手放すのは後回しにして、まずは分けるから初めて見てはいかがでしょうか(*^^*)
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