こんまりさんのときめき整理収納法はなぜリバウンドゼロ?
ポイントを押さえたうえで実践してみました!
同じ家なのに、お片付けの後は不思議と広くなります。
帰宅した夫のびっくり顔も見られますよ~♪
衣服・本・書類のお片付けビフォーアフター画像あり☆
こんまりさんの片付けのコツは?
めちゃちゃ大反響のこんまり流お片付け。
続編やマンガ本などもたくさん出版されていていますが、
元祖はこちらの本です。↓
私が読み終わった後の感想は、
「まるで映画のようだ」と思いした。
本当に単なるお片付けが、
トキメキだと思った!
まだ読んでない方はぜひ読んでみてください(*^^*)
こんまり片付けの魔法のこんまりさんとは?
こんまりさんこと近藤麻理恵さんは、見た目も可愛い片付けコンサルタント。
あの可愛い見た目とはうらはらに、
自分の事を「片付けのヘンタイ」と呼び、
- 「サッサと捨ててください。」
- 「ときめかないんですよね?以上。捨ててください」
という何ともギャップのある発言が有名です。
2010年に出版した「人生がときめく片付けの魔法」がベストセラー!
2015年にはアメリカTIME誌の「もっとも影響力のある100人」に選ばれて注目を浴びました(^^)
こんまりさんの片付けの魔法的考え方
小さい時から常にお片付けの事を考えてきたこんまりさん。
さすが考え方も、一般的ではないのに不思議と説得力があります。
「片付けられないのは当然」
学校では「整理整頓は大事」と学ぶものの、片付けの具体的な方法を習った覚えはありません。
ある調査によると、「片付けについて理論的に習ったことがある」と言う人は実に0.5%以下
参考/人生がときめく片付けの魔法(P21)
自己流のやり方で片付けられないのは当然だ!
とこんまりさんはおっしゃってます。
リバウンドの原因は?
片付けてもまたすぐに元に戻るのは、整理整頓収納が「中途半端」だから!
正しい片付けで一気に片付けると部屋は一気に片付き、
「片付けができない私でも、ごちゃごちゃしてどうしようもなかった部屋でも、まるでホテルのようにこんなにキレイになるんだ!!!!!!」
という衝撃を受ける事が、一生リバウンドしない片付けの極意なんだとか。
“完璧を目指さない片付け方法”を真っ向から否定しています。
片付けは祭りだー!
片付けは毎日こつこつするものではない、という考え方の表れが「片付けは祭り!」
開催日を決め、気持ちを整え、必要なモノ(ゴミ袋)を準備して、高揚した気持ちで挑むお祭り。
正しく片付けをすると一生リバウンドがありません。
一生に一回の、お片付け祭りです。
完璧に片付ける事は誰でも簡単
片付けは完璧を目指すと挫折するから、完璧を目指す必要はない、とはよく聞く言葉です。
しかしこんまりさんは「片付けはしょせん物理的な作業だから、誰にでも可能」と言っています。
私たちは片付けを難しく考え過ぎているのかもしれません。
物は、使われるだけが役割ではない
「まだ使える物は使わないのに捨てられない」という人へハッとさせられる考え方です。
例えば、
買ったけどなかなか着ない服は「似合わないタイプの服を私に教えるのが役割だった。」
気になるページだけ読んで、ほとんど未読の本は「そのページだけを読まれることが役割だった」
プレゼントで貰ったけど使わない雑貨は「受け取った瞬間のときめきをくれることが役割だった」
- 服は着られるだけが役割じゃない
- 本は全ページ読まれることが役割じゃない
- 雑貨は使われるだけが役割じゃない
役割が終わったモノには感謝して手放してあげることが“物を大事にすること”です。
確実に言える事は、もったいないからと収納の奥底に誰にも見られず存在自体忘れ去られているモノは、大事にされていない、という事実なのではないでしょうか。
こんまり流お片付けの5つのポイント
さっそく!
目からウロコな、こんまり流お片付けポイントを押さえましょう!
①捨てる前には妄想すべし!
片付けを始める前に、理想の暮らしをイメージしないとリバウンドします。
片付けをしようとおもったきっかけは?
片付けをすることで一体何を手に入れたいのか?
具体的に、お片付け後の生活をイメージしてみます。
わくわくしたところで早速お片付けに・・・
と言いたい所ですが、こんまりさんはさらに、「なぜその暮らしをしたいのか」を考えることが大切だと話しています。
これを飛ばしてすぐに「捨て作業」に入るとリバウンドです。
②一気に短期的に完璧に“捨てる”
- 「毎日こつこつ」
- 「完璧を目指さない」
そんな片付けではリバウンド地獄に!
リバウンド地獄から抜け出すためには、片付け祭りの日を決めて、一気にやってしまう!短期間で完璧な状態になると、部屋の風景ががらりと変わり衝撃が走る!
まずは「捨てる」を完璧に終わらせる事です。
③“捨てる”が終わるまで収納の事は考えない
ときめくものを選びきらない前に収納について考え始めると、手が止まってしまいます。
だから、収納の事を考えるのは片付けの最後!
④もの別に片付ける
よく言われる、「キッチンから片付けて」「次は寝室」という
“場所別”の片付けではリバウンドします。
だからこんまり流ではモノ別。
- 「服を片付けて」
- 「次は本」
- 「次は書類」
という風にカテゴリーごとに片付けをします。
家中のあちこちにばらばらに収納されている同じカテゴリの物を、一か所に集めることから片付けが始まるのです。
⑤“捨てるものを選ぶ”は間違い
手元に残すのを選ぶのがこんまり流。捨てるものを選んで残りを手元に置いておくのではなく、手元に残すものを選んで、残りを捨てる。
その為の判断材料が、自分の直感である“ときめき”です。
手に触れてみて、ときめけば手元に残す。ときめかなければ捨てる!
さらに、そのときめきを感じるために、収納からすべて出して床に並べて、一つづつ手に持つ。
基本、ときめくもの以外は家の外へ出してしまう考え方です。
お片付け祭りを実践
こんまりさんの考え方に勇気づけられて、片付けのポイントを抑えればあとは行動あるのみです!
初めての“ときめき片付け法”に不安はありますが、
実際こんまりさんが推奨している順番
「衣類→本→書類→小物→思い出の物」でやってみました。
衣類のときめくお片付け
1.まずは家中の洋服を集めます。
我が家には、夫の服、子ども三人の服もありますが、まずは“私に完全に決定権のある”私の服だけ!
押入れ、ラック、お風呂場、カバンの中・・・すべて集めてこれだけ・・ちょこちょこ断捨離してたので、そんなに多くないです。
2・ときめきチェック!
ときめくときめかないを、一つ一つ手に持ってチェック!
ときめかないけど捨てられない、
と迷ったらその服の役割を考えてあげます。
結局、手元においておくときめく服は三分の一くらいの量になりました。
3.ときめく服を畳みます。
こんまり流のたたみ方に挑戦!直立するように畳むやり方です。
初めての私でも出来ました☆
4.完了!
引き出し3つ分に収納されていた服が、ナント引き出し一つに収まっちゃいました!(靴下下着込み)
ちょっと少なすぎる気もしますが、考えてみたらこのときめく服以外はあまり着てなかったです。
服はいっぱい収納されてても、実際に着るのはその一部だけ。その他の服達は役目を終えていたって事です。
本のときめくお片付け
捨てられないモノトップ3に入る本!私も本が好きなのでたくさんあります。子ども達の絵本もまとめてチェックしていきます。
家中の本をすべて集める
本棚、キッチン、トイレ、カバンの中、おもちゃ箱、押入れの中・・・と集めたのがこれ。
積んでたのが雪崩が起きてごちゃごちゃに( ;∀;)
振り分け作業
1.本のカテゴリを分ける
こんまりさんは、本が多い場合はカテゴリ分けを勧めています。(一般書籍・実用書・観賞用・雑誌)
私も、まずはカテゴリわけです。
・絵本
・借りた本
・ビジネス・自己啓発本
・レシピ本
・雑誌
・夫の本
・捨てる本
・写真、アルバム
・その他
“捨てる本”というのはすでにページが破れてたりそもそも本じゃなかったり(パンフレットとか)、ときめくチェックする以前に「捨てる」ってわかっているもの。
“写真、アルバム”は、本棚に紛れ込んでたアルバムや、本と本の間に挟まってた写真。
“その他”はCDとかノートとか、「そもそも本じゃない」どこにも属さなかったもの。
2.ときめきチェック外のカテゴリを移動
カテゴリ分けをしたら、
- 写真
- アルバム
- その他のカテゴリ(本じゃない)
などの物は次回のときめきチェックになるので移動。(←場所別の片付けじゃなくてモノ別の片付けなので)
夫の本と借りた本も処分の対象外なので除外します。
3・ときめきチェック対象の本を集める
絵本、レシピ本、ビジネス啓発書、雑誌が、今回私ときめきチェックする本達!
4.ときめきチェックしていく
こんまりさん流は、「殿堂入り」「殿堂入りではないけどときめく本」を残し、
それ以外の「ときめき度がいまいちの本」「いつか読む未読の本」は捨てる、という判断方法。
未読の本を捨てるのはどうしてももったいないですよね( ;∀;)
でも、
「いつか読むの“いつか”は永遠にこない」
「本は買った時が読むタイミング」
というこんまりさんの言葉を胸に、バッサリ捨ててしまいます。
5.絵本のときめきチェック
絵本は子ども達のものなので、私の「ときめくときめかない」の判断では頼りないです。
なので、
「よく読んでいる・読んでほしい・私が好きな絵本」と
「読まない・忘れてた・読み終わった・私が好きじゃない絵本」
に分けました。
後者は処分です。
6.完了!
すべてチェックが終わったら、捨てる本はひもで縛ってゴミの日までベランダに出しておきます。
残す本は本棚へ☆
アフター
すんごくスッキリーーー!!
今までの雪崩が嘘のよう!!
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楽にお金に変えることができます^ ^
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書類のときめく?お片付け
私がいちばん嫌いな書類。
明らかにときめきませんw
一番手を付けたくなくて、でも一番どうにかしたかったカテゴリでもあります。
一か所に集める
まずは、引き出し、キッチン、手帳の中、れいぞうこの側面、あちこちから書類を集める!
なにがなんだか分かりません・・・><
こんまりさん流だと基本は「全捨て!」
その中で
・未処理
・保存(契約関係)
・保存(自分でたまに見たいもの)
だけを分ける!
細かく分けないってところが素敵です。
振り分け作業
1.全部出す
一枚一枚、クリアファイルやボックスから出していきます。
封筒に入ったまま開封すらしていない書類を発見(汗)
全部開けていきます。
クリアファイルから全部だすと、空になったファイルがなんと52枚!
ブックタイプのクリアファイル7冊が空になりました(驚)
2.別カテゴリの書類は移動する
途中で見つかる写真や思い出グッツは、今回のカテゴリ外なので手をつけず移動!
3.書類をさらにカテゴリ分け
書類を一つ一つみて未処理or保存の判断をしてもいいんだけど、私の場合は混乱しすぎだったのでその前にさらにカテゴリ分けしてみました。
- 保険関係
- 市役所関係
- 税金関係
- 予防接種
- 健康診断
- ネット契約関係
- 保証書
- 領収書
- 支払い関係
- などなど・・・
全体像が見えてきたところでやっと未処理or保存で分けていきます。
アフター
こんなにコンパクトになりました☆
年賀状はこんまりさん的に「受け取ったら役目終了」だけど、個人的に好きなのでとってます♪
残す書類より、空のクリアファイルが多いことに驚き!
※追記
▷一生書類整理に悩まない方法▷
ときめかないけど捨てられない物は?
「ときめかないものは捨てる」がこんまり流。
となると、「ときめかないものを捨てられない」人はこんまり流では片付けが進みません。
- 値段が高かったもの
- まだまだ綺麗なもの
- 思い出があるもの
捨てられないから片付けを諦めるのはもったいないです。
こんまり流では基本「捨てる」だけど(その方が早いから)
捨てられなくて片付けの手が止まってしまうようなら、
あげる
売る
寄付する
という方法も!
うまく活用して汚部屋を過去にしちゃいましょう^ ^
しばらくは使わないけど手放せないものは四次元ポケットへ
- もらったけどまだ大きいお下がりの服
- 次の子に使いたいと考えてるベビー服
- 大量のおもちゃ
- 冬物のコートやブーツ
そういった「使うけどしばらく使わないもの」は、話題の収納アプリに預けるという方法もあります。
「片付く魔法のボックス」
「まるで四次元ポケット」
そう言われる最先端収納アプリを利用するのもいいですね^ ^
大量の不用品・粗大ゴミの処分方法は?
こんまり流を実践すると、大量の不用品が出てきます。
たくさん出て来れば来るほど家はスッキリキレイ!ですが、
たくさん出て来れば来るほど大変なのが、そのあとの不用品の処分です。
可燃ゴミだけでも大量になるのに加えて、
- 粗大ゴミ
- 分別に悩む不用品
- 市町村で処理できない不用品
なんてのも出てきてほとほと面倒・・・
こんまり先生の本には書かれていないのですが、この大量の不用品を処分するまでが片付けです!
不用品を処分する方法をまとめましたので、こちらも御覧ください^ ^
予告
小物、写真、思い出用品、子ども服、おもちゃなどもお片付け祭り予定です☆
*お片付け祭り実践中!追記*
→食器のお片付け祭りはコチラ
→小物・雑貨・CDのお片付け祭りはコチラ
さいごに
一日一カテゴリ。
衣類と本、書類だけで三日もかかってしまいました。
赤ちゃんいるのでこればかりは仕方ないです( ;∀;)
こんまり流を実践した事で、
着たい服を探して引き出しの中がごちゃごちゃになることがなくなり
読みたい本を探して本棚がごちゃごちゃになることがなくなりました。
子ども達も、絵本を選ぶのが楽しそうです♪
そしてずっともやもやしてた書類の片付け効果もすごかった!
一気に家の中が明るくなった気がします。
一生に一回のお片付け祭りが、順調に始まってます(^^)
コメント
コメント一覧 (7件)
今日からGWですが。 自分の部屋を片付けたいと思い、やり始めたのです。 服がいっぱいで、どうしても捨てられない服がある。
どうやったらきれいな部屋になるのか。教えてください。
八田真帆さん初めまして!コメントありがとうございます(*^_^*)
GWにお片付け!すっきりすると気持ちよく連休明けを迎えられそうですね~♪
どうやったらきれいな部屋になるのか・・・
私も片付け修行中の身ですが、やっぱり物が多いことが片付かない原因だと思うのです。
服がたくさんあるから片付かないことは分かっていても、
捨てようにもどうしても捨てられない服ばかり、という状態なんでしょうか?
私は毎日少しづつ服の断捨離をしていましたが、劇的にすっきりしたのはこんまり流お片付け実践後でした。
家中の服を一か所に集めて、改めて服の多さを実感すること、
捨てる服じゃなく《好きで気に入っていてよく着る服》だけを選び出すこと。
それだけでとりあえずすっきりします。
どうしても捨てられない服は、その理由にもよりますが全部袋に入れて押し入れにいれてしまうのも方法です。
捨てる決心がまだついていない服を捨てるのが嫌で片付けができないなら、捨てることにこだわる必要はないのでは?
と思います。
「片付けたい」って思った今が、きっとベストタイミング!
捨てるのが一番だけど、捨てられないなら捨てないで収納してしまう!
いつか捨てられる時がくるまで熟成(?笑)させておくのも悪くないのかも(*^_^*)
たくさんの服に囲まれて「片付けたいけど片付かない」ともやもやすることと
服は少なくても片付いた家で過ごすこと、
いろいろ想像してみることで自分の中で何かピンとくるかもしれませんよ~!
いいアイディアがお伝えできなくて申し訳ないのですが、
ぜひ今回のやる気を、片付けスタートのきかっけにしてくれればと思います♪
私も捨てたいけど捨てられないことでずいぶん悩んできました。
過去のブログ記事も読んでくれると、何か役に立つ内容があるかもしれません。
もし片付けをスタートすることができたら、一報お待ちしています!
コメント、ありがとうございます(*^_^*)
[…] 詳細はこちらのブログがわかりやすいかと。 […]
初めまして!
40代、中学の娘一人の母子家庭です。
えりさんの文章を読んで、私もおんなじだわーー!と。
すごく興味がある内容でなるほどー☆
と感じました。
私は片付けが嫌いですが、生活しやすい物の場所にいつも困って書類が片付けられなく困ってます。捨てられない重要書類が10枚位?あります。これをどんなものを使っていれたらよいのか。それをどこに納めるか。手狭なアパートのため収納家具みたいなものはありません。
カテゴリーは増やしたくないです。
細かく小分けにすると、めんどくさくなり結局は分けることか嫌になってしまいます。
区役所、ハローワーク関係、離職票、年金のお知らせ、年金手帳、学校申請書。
A4サイズの重要書類10枚位。
これらを簡単に綺麗に、分けやすく
いつでも探せる状態にしたいです。
よろしくお願いします。
前田 尚さん初めまして!コメントありがとうございます^^
書類って本当に厄介ですよね(汗)
私は、何が重要なのか、どんなカテゴリの書類があるのかもまったくわからないくらい書類を溜めこんでいました。
今はこんまり流でだいぶスッキリして、定期的に見直しをしています。
必要書類がすぐに見つけられると、ストレスも減りますよね^^
私はダイソーのA4クリアファイルにカテゴリごとに分けていれています。
10枚くらいでしたら、クリアファイルにまとめて入れて本棚の隅に保管、とかでもいいんじゃないかな、と思います。
(すでにされていたらすみません汗)
次回、書類の整理を記事にしようと思うので、是非みていただければと思います^^
また、コメントお待ちしています♪
えりさん、こんにちは、ツイッターからやってきました。
やっぱり服と本はなかなか捨てられないですね。
捨てるものを選ぶんではなく
手元に残るものを選ぶという発想は大事ですね。
たかこさん、こんにちは^ ^
ツイッターからとのことで、ありがとうございます!
服と本は・・・難しいですよねー><
「使っていないモノは手放さないといけない」と考えるとなかなか片付けが進まないので、
「使っているモノと使っていないモノを分ける」という意味で、手元に残すものを選ぶのは大切です^ ^
納得できる考え方を見つけて、お互いにお片付けを楽しみましょうー^ ^
メッセージ、ありがとうございます♪